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Nameless-9.5
- 28 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/23(木) 10:34:51 ID:0U+HOkK00
- 信じようと、信じまいと―
戦後、若い医師の間にとある噂話が流行った。それは精神科医のふりをした患者が女性患者に
猥褻行為を行うが、女性患者は医学生であった為に精神科医が偽物と気付くという他愛のないものだったが、
最後に「この話は決して某精神科教授には教えてはならない」という不謹慎ともとれる不思議なオチがついていた。
あるインターンが興味本位でこの噂話をその教授に話したところ、インターンは発狂し自殺してしまったという。
信じようと、信じまいと―
- 30 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/23(木) 17:44:12 ID:LzRf3qyk0
- 暇だから>>27を4行リメイクしてみた
信じようと、信じまいと―
第一次大戦中、子供を誘拐しては解体し、その肉を販売していた夫婦が逮捕された。
夫婦の自宅からは29人分の子供の骨格が発見され、本人たちも殺害を自白したが、
数ヵ月後、彼らが言い渡されたのは「詐欺罪」だけだった。
回収された29人の骨は、その全てが人間のものではなかったのである。
信じようと、信じまいと―
- 55 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/27(月) 16:11:44 ID:wdZ6MP6p0
- ベトナム戦争の戦死者よりも、帰還後の自殺者の方が多いのは有名な話である。
しかし自殺者の6%が「ラジールカが来る」と騒いで自殺している事は、あまり知られていない。
彼らが戦時中、拠点となる山を奪うための作戦に参加している事までは確認されている。
現地の住人も「ラジールカ」が何なのか分からず、今も不明のままであるという。
信じようと、信じまいと─
- 56 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/27(月) 16:31:57 ID:wdZ6MP6p0
- 旧日本陸軍が開発した三式中戦車は、戦争を体験することなく本土で終戦を迎えた戦車である。
ところが1両だけ東南アジア戦線でその姿が確認された事があるそうだ。
当時の英軍兵の手記によれば「森から突然現れ」て「味方の大砲を5門破壊」して「いなくなっていた」らしい。
三式中戦車は約150両生産されたが、工場で1両が丸ごと行方不明になる事件が記録されている。
信じようと、信じまいと─
- 57 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/27(月) 16:54:11 ID:wdZ6MP6p0
- 第2次大戦中、アメリカ陸軍のバーンズ曹長は「弾が当たらない男」として知られていた。
ドイツ軍の撃った大砲が近くに着弾したにもかかわらず、不発だった事もあった。
「ラッキーボーイ」ともてはやされた彼だが、1950年7月、自宅に十数発の砲弾を受けて死亡した。
小遣い稼ぎが目的で軍から持ち出した戦車用の榴弾が、何かの拍子で誘爆したからである。
信じようと、信じまいと─
- 84 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/04(火) 15:50:54 ID:GtmOveF10
- 『タイム・マシン』の著者として知られるH・G・ウェルズの小説の一つに『陸の甲鉄艦』という題のものがある。
戦場に鋼鉄の戦艦が登場し、砲撃で敵兵を蹴散らすという内容だ。
奇しくも執筆から3年後に大戦が始まり、彼の母国イギリスでは戦車と呼ばれる新兵器が投入された。
「・・しかしそれを有りのままに記述するほど彼は無能ではなかった」--小説のラストは興味深い一文で結ばれている。
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