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Nameless-11
- 14 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/10/18(木) 08:34:37 ID:rkUSkN8L0
- 信じようと、信じまいと―
イギリスのとある町に絶対に失敗をしない男がいた。
何かしらの問題が起こるたびに彼は完璧な解決をしてのけ、周囲の人々は彼に絶対の信頼を置いていたほどだった。
ある日彼の妻が何故失敗をしないのかと尋ねると、「僕にとって今日は4回目の今日なんだ」と答えたという。
その後彼は人々に惜しまれながら若くして亡くなってしまう。享年24歳の彼の死因は老衰だった。
- 15 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/10/18(木) 11:19:45 ID:9RdOS2sy0
- 信じようと、信じまいと―
イタリアの片田舎に、影を異様に怖がる富豪がいた。
その男は決して外出をせず、彼の自宅は床からも壁からも光を放っていた。
友人がなぜそこまで影を嫌がるのかと聞くと、彼は「連れていかれたくないんだ」とだけ言ったという。
その後富豪は雷による停電が起こった後、行方不明になってしまった。
- 16 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/10/18(木) 22:08:46 ID:NobqtGLW0
- 信じようと、信じまいと―
とある学校の校舎には、厳重に鍵のかけられた非常口がある。
非常事態に使うことのできないこの扉をPTAは開放するように求めたのだが、
学校側の「鍵をはずすと毎晩ドアが爆発したように壊れる」という理由でそのままである。
この学校は大地震のときに、出口に人が殺到して圧死者が多く出たらしい。
- 31 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/10/21(日) 15:59:15 ID:q4fF/ouD0
- 信じようと、信じまいと―
英作家キプリングは正装して大理石の広いホールにいた。何かの行事に出席しているらしく
式が終わって皆で出口へ移動を始めたとき一人の男が彼の胸をつかんで「一言話がある」
という夢を見た。 一月後、彼は公式行事に出席することになった。 その光景は夢とそっくりで
式が終わって出口へ動き出したそのとき見知らぬ男がキプリングの袖を掴まえて「お話がしたい」
といった。 ただそれだけの話だがあまりに夢で見たとおりに事が運ぶので気味が悪かったという。
- 89 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/05(月) 04:52:50 ID:e+LsYdzD0
- 信じようと、信じまいと―
ネット上のとあるサイトをゾロ目の時間帯に見ると特別な変化がある。
変化はどの時間帯のゾロ目でも同じで、見た人にはちょっとした幸福が訪れる。
しかしゾロ目が有り得ない6時〜9時の間でゾロ目を出そうとしてはいけない。
それを見た人は有り得ない時間帯と同じく、人々の記憶からすっぱりと消えてしまうそうだ。
信じようと、信じまいと―
- 107 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/13(火) 15:47:56 ID:tslwyiZ60
- 信じようと信じまいと―――
南米に、必ず当たる予知夢をみる男がいた。
夢の中では、この先起こるであろう現象を男が立って見ており、その現象に干渉はできないものの、男自身は自由に動けるとのことだ。
その男が、ある朝ベッドの上で舌を噛み千切って死んでいる状態で発見された。
死にたくなるほどの惨状を、男は夢で見たのであろうか。
- 112 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/14(水) 14:17:17 ID:hE2Xzl+I0
- 信じようと 信じまいと―――
都内のとある大学では、4年に1回飛び降り自殺がある。
自殺者らは皆同じ建物から飛び降りている。
同じ壁に面した非常用のベランダから飛び降りるので、落下点もほぼ一致しているらしい。
現在のところ、過去3年間自殺者は出ていない。
- 135 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/28(水) 15:04:51 ID:GT6tyowr0
- 信じようと、信じまいと─
セアカゴケグモの子供が耳の中に入ったまま成長し、脳の中で増える───
そんな都市伝説が囁かれた時期もあったが、実は半分ほど真実なのである。
ガンジス川の下流には流れてきた遺体や動物の死体に耳から入り込み、頭の中で子供を産む蜘蛛が存在する。
この一帯へ観光客の立入が禁止されているのは、飛行機等にこの蜘蛛を持ち込ませないためであるという。
信じようと、信じまいと─
- 136 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/28(水) 15:20:19 ID:GT6tyowr0
- 信じようと、信じまいと─
地中の岩盤が地殻の圧力によって圧縮され、そのときに瞬間的に発電・発光する現象がある。
夜中にその現象が発生すると、地面が一瞬輝くそうだ。
1966年、ロシアのハースノフス地にある村でも同様の現象が観測された事がある。
地面が青白く輝き素晴らしく幻想的であったそうであるが、その数年後に原因不明の病が流行り廃村になっている。
信じようと、信じまいと─
- 137 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/28(水) 15:29:25 ID:9v6CnHa60
- 信じようと、信じまいと─
春秋時代、杞の国に空が落ちてくる事を心配した人物がいた。
無用の心配事という意味の杞憂の語源になった。
だが、その者の後日に関しては余り語られていない。
彼はある日、空へ向かって落ちて行ったと言われている。
信じようと、信じまいと─
- 138 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/28(水) 15:38:59 ID:GT6tyowr0
- 信じようと、信じまいと─
母胎の中にいる赤ちゃんに音楽を聞かせたり、優しい語りかける出産前育児がある。
効果にやや疑問は残るが、少なくとも深層意識には影響を与えるらしい。
3年前にアメリカの心理学者が「教えられてもないのに、幼い頃に突然思い浮かんだ言葉」というアンケート結果を公表した。
それによると「愛してる」「神様のお恵みを」が全体の8割を占めたのだが、3番目に多かったのは「主人が帰ってくる」だったという。
信じようと、信じまいと─
- 142 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/29(木) 14:40:54 ID:GiJ/DrDW0
- 信じようと、信じまいと―
埼玉県に住む会社員のAさんは睡眠不足に悩まされ、日頃からボンヤリする事が多かったという。
その日も車で出勤したが、到着してすぐに財布を家に忘れてきた事に気が付いた。
「ボンヤリしているなぁ」と、多少の遅刻を覚悟で家に引き返そうとして、Aさんは我が目を疑った。
車にキーが刺さっていなかったのである。
信じようと、信じまいと―
- 143 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/29(木) 14:55:37 ID:GiJ/DrDW0
- 信じようと、信じまいと―
1977年の12月、エジプトのエッディウ・マウナルと呼ばれる地方に聖母マリアが現れた。
陶器を保管する建物の遺跡があるのだが、その上にボンヤリと光る女性の姿が浮かんだそうである。
特に何の変化も無く、2時間ほど浮かんで突然消えてしまった。
それから何事も起こらず今日に至るのだが、その遺跡からは何故か黄金の十字架が出土していたらしい。
信じようと、信じまいと―
- 144 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/11/29(木) 15:20:57 ID:GiJ/DrDW0
- 信じようと、信じまいと―
1489年、イギリスの貿易商にして探検家のボードウィンと8人部下が「爆死」した。
昔から噂される「新大陸」を探していると、地図にはない島を発見し、部下8人を連れて上陸。
調査のための拠点で焚き火をしていたら、島ごと大爆発を起こしたからである。
堆積した海藻や漂流物や泥が、海底からのメタンガスによって「島」の様に浮いていたと見られ、ガスに引火したらしい。
信じようと、信じまいと―
- 149 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/04(火) 13:33:06 ID:o3o5yZtM0
- 信じようと、信じまいと―
山梨県の越ヶ松村にある祠には、小さな賽銭箱が奉られている。
昔から「死出(しで)の通り銭(とおりせん)」と呼ばれる現象が伝えられている。
周りに誰もいないのに、銭が入れられた音がする。しかし中には何も入っていない。
その音がした翌日に誰かが亡くなる為、死神が通りがけに清めの銭を投げ入れているのだろう、とされている。
信じようと、信じまいと―
- 150 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/04(火) 13:44:14 ID:o3o5yZtM0
- 信じようと、信じまいと―
渋谷の某所を通る地下通路には「消してはいけない落書き」がある。
なんでも芸術家志望の若者が夢敗れて自殺する前に、カラースプレーで描いたポップアートらしい。
一見すると意味不明な英単語の羅列なのだが、深夜になると呪いの言葉に変化するのだそうだ。
ただ、他の若者によって落書きが描き加えられ続けたため、どれがそのポップアートなのか見分けが付かないという。
信じようと、信じまいと―
- 151 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/04(火) 13:51:50 ID:o3o5yZtM0
- 信じようと、信じまいと―
山口県の県庁近くにある5階建てのビルには、階段に「階数」を示すものが無い。
これはエレベーターも同様で、ボタンには階数の代わりに、その階のテナント名が書かれてある。
さらに夜中になると階段の使用は禁じられる。その理由をビルのオーナーに問うと、きまってこう答える。
「たまに階数が増えるんですよ」
信じようと、信じまいと―
- 152 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/05(水) 20:52:05 ID:MX9anxDB0
- 信じようと、信じまいと―
1957年、南太平洋上に位置するある群島に程近い地点にて、米軍が地下核実験を行った。
件の群島は太平洋戦争中の1941年、スウェーデン軍人によって偶然発見された物であった。
一説には、米軍が行った地下核実験自体が、この群島を消滅させるべく行った可能性も示唆されている。
上記の説が正しいとするならば、この群島に何が存在し、なぜ米軍が消滅させるに到ったのだろうか?
信じようと、信じまいと―
- 153 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/05(水) 21:03:40 ID:MX9anxDB0
- 信じようと、信じまいと―
1957年、南太平洋で一人のスウェーデン軍人が群島を発見した。
同時にその群島において、14科189種の独特の進化を遂げた哺乳動物が発見された訳だが、
それを遡る事およそ50年、ドイツの詩人が謳った詩に、それらの生物の一つを詠んだと思われる詩が存在した。
件の詩人はどこでそれを知り得たのだろうか?
信じようと、信じまいと―
- 167 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/13(木) 13:54:07 ID:/0mTz78Z0
- 信じようと、信じまいと―
アニメ版「忍者ハットリ君」には、地方によって放送されたりされなかったりする話があるそうだ。
第20話から25話の間に該当するエピソードで「赤い罠にご用心、の巻」というタイトルらしい。
関係者は「そんな話は存在しない」と言うのだが、具体的な内容を語る目撃者が一時期大量に現れた。
しかし、ドラえもんの「タレント」という都市伝説が出てきた時期を境に、この噂はパタリと消えてしまったのである。
信じようと、信じまいと―
- 168 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/13(木) 14:00:40 ID:/0mTz78Z0
- 信じようと、信じまいと―
島根県益田市の某所には「白い車が通ってはならない踏切」がある。
自動車1台が何とか通れるほどの小さな踏切だが、そこで特に事故が起きた訳ではない。
どういう経緯で、このような噂が流れたのかもはっきりとしない。
ただ、白い車で踏切を超えると「車内に女のうめき声が聞こえる」ようになるという。
信じようと、信じまいと―
- 169 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/13(木) 14:31:46 ID:/0mTz78Z0
- 信じようと、信じまいと―
イタリアの古い港町には「アハラ」と呼ばれる独特の儀式が伝わっている。
細部はかなり異なるのだが、儀式中の仕草や小道具などが神道の「御祓い」の儀式にそっくりなのだ。
「旅のサムライが漁師に教えた」とか「遭難して流れ着いた東洋人が伝えた」といった伝説があるが証拠はない。
ただ、この港町では100年前から海難事故が起きていない事だけは事実なのである。
信じようと、信じまいと―
- 172 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/16(日) 22:30:08 ID:dJB0Y7KdO
- 信じようと、信じまいと―
今から約十年前、ウェールズに時を止められる男が現れた。
ある日突然止められるようになったそうで、一瞬で数百メートル移動した等の目撃証言も寄せられた。
日に日に止められる秒数も増え、地元のテレビ局の取材も舞い込んだ頃、彼は何故か行方不明になった。
最後に会話した友人曰く「この頃リスタートがうまくいかない」と彼は話していたらしい。
信じようと、信じまいと―
- 173 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/18(火) 00:04:14 ID:zYksNMnQO
- 信じようと信じまいと―
台北に生まれつき変わった能力を持った男がいて、彼はあらゆる物を受信することができた。
目をつむって集中するとテレビの映像や音声、他にラジオや電話、無線らしきものを聞き取ることができた。
そのようなものを拾い続けると受信精度や範囲も強化されていったが、彼は大学生になった頃に受信行為を絶った。
なんでも、「拾い続けたら気がおかしくなりそうな恐ろしいものも少なからず飛び交っているからだ」とだけ彼は震えながら語った。
信じようと信じまいと―
- 174 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/18(火) 08:33:14 ID:zcbSPM6P0
- 信じようと信じまいと―
イギリスの港町ファーランクから東に4キロの地点に、いつの頃からか直径1メートルほどの穴が道の真ん中に開いていた。
緑色に濁った水がたまっておリ、正確な深さは分からないが相当な深さだったらしい。
危険なので上に鉄板を敷いていたのだが、近隣住民の要望で数年前に穴を潰し、道路を舗装してしまった。
夜になると時々、鉄板の下から「誰か、誰か」とノックする音が聞こえていたのだそうだ。
信じようと信じまいと―
- 175 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/18(火) 08:40:23 ID:zcbSPM6P0
- 信じようと信じまいと―
エジソンは子供の頃に「空を飛べるようになる薬」を調合し、うっかり友人を殺しかけてしまった事がある。
似たような事を考える科学者が1972年に存在し、彼は「分子運動を制御して空を飛ぼう」と研究を重ねていた。
一応、研究そのものは成功したようだが…どうも応用が利かなかったようだ。
自身で開発したらしい機械に向かって高速で激突したらしい彼の死体が発見されたからである。
信じようと信じまいと―
- 178 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/18(火) 08:57:18 ID:zcbSPM6P0
- 信じようと信じまいと―
2002年、ニューヨークの廃棄された地下鉄施設がどれほど老朽化しているか、という調査が行なわれた。
しかし予定されていた半分以下の規模のところで調査は中止された。
調査員によると、地下水によって線路部分が水没してしまっている区画を調査中、車輌が走行してきたらしい。
「送ってやろうか?」と車掌らしき男が声をかけてきたため、あわてて地上へと逃げ出したのだそうだ。
信じようと信じまいと―
- 179 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/19(水) 01:37:48 ID:muQLA1zRO
- 信じようと信じまいと―
ある晴れた夏の日、中部地方の某高校のグラウンドでは野球の練習試合が行われていた。
試合の中頃、一人のバッターが大きなフライを打ち上げたがその打球がさっぱり落ちてくる気配がない。
また、いくら探しても打球は見つからず、これ以降このグラウンドで急に球が消失する現象が月に数回の頻度で起こるようになった。
それから数年後、ノックの球が上空で消失したかと思った瞬間に空から大量のボールが降り注いだのだが、なぜか消失したボールよりも多くのボールが落ちてきたという。
信じようと信じまいと―
- 180 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/21(金) 21:07:07 ID:eyi78Y2yO
- 信じようと信じまいと―
アフリカ中央部に位置するその国のサッカーW杯のメンバーはなんと占いによって選出されるという。
しかし、ある年の占いでは何度やっても知らないメンバーの名前ばかりが出てきて占い師も困り果ててしまった。
そんな折り、突如激しい内戦が勃発してしばらくW杯への出場が困難な状況が十数年も続いた。
ようやく国内の情勢も安定して、W杯への復帰が決定すると、当時の占いと全く同じ名前のメンバーが選ばれたという。
信じようと信じまいと―
- 181 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/22(土) 23:38:59 ID:bAzUfsBEO
- 信じようと信じまいと―
主に70年代から80年代に日本のプロ野球で活躍した鈴木(仮名)という盗塁が非常にうまい名選手がいた。
インタビューで鈴木さんに盗塁のコツを聞いてみると、「調子のいい時は自分の残像のようなものが見えて、それをなぞるように走ると大体成功した」と述べた。
現役引退後、鈴木さんは趣味である夏山登山に出掛けたのだが、途中でひどい霧に包まれて前にも後ろにも進むのが困難になってしまった。
すると、自分の残像が少し前を歩き始めたので現役の頃のようにそれを追って歩いていくと無事に下山でき、残像はいつの間にか消えていたという。
信じようと信じまいと―
- 184 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/24(月) 23:22:35 ID:BvZFc9q+O
- 信じようと信じまいと―
ある日、新潟市在住のFさんに着信があり「私メリーさん、今札幌駅の前にいるの」となぜかFさんとは全く関係のない場所を告げられた。
その日の着信はそれだけで、次の日からは初日と同じ時間に着信があり、地名から割り出すとメリーさんは一日に数十キロほど移動しているようだった。
メリーさんからFさんへの電話は一週間で途切れたが、バトンをタッチするように一週間間隔で知り合いから知り合いへと引き継がれるようになった。
そして、Fさんから数えて六人目のKさんが「次の移動場所を特定したっぽいので突撃してみる」と言ったのを最後にKさんは行方不明、着信のリレーも途絶えた。
信じようと信じまいと―
- 187 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/26(水) 21:32:47 ID:ZlwfdW3CO
- 信じようと信じまいと―
お盆の入りを迎えた鹿児島のとある村にここ数年で最も強い台風が接近したので、川の近くに住む山田さん一家は近所の集会所に自主的に避難した。
そこに見慣れない四人家族がいたのだが、時期が時期なので誰かの親戚が帰省しているのだろうとその時は気にも止めなかった。
ところが、台風通過後に自宅に戻って各地の台風中継を見ていると、なんと各地の避難所に間違いなく先程の家族が必ず映っているのであった。
それ以後山田さんは台風中継を見る度に同じ家族をよく発見するようになり、「もしや台風一家ってやつですかね」と山田さんは笑いながら言った。
信じようと信じまいと―
- 188 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/27(木) 09:00:41 ID:88ZSSl+b0
- 信じようと信じまいと―
主に中国・四国地方の一部では、林道整備などの工事をする際に「してはならない事」が決められている。
『地面を掘削している時に「真っ黒な土」が出てきたら、それ以上掘ってはならない』というものだ。
よくないモノの通り道だから、可能な限り邪魔してはならないらしい。
噂では、数ヶ月前に山口県で起きた橋の事故の現場から、真っ黒い土が出ていたそうである。
信じようと信じまいと―
- 190 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/27(木) 10:02:04 ID:88ZSSl+b0
- 信じようと信じまいと―
1973年、ミズーリ州に住むセレーナは空き巣に入られた上に家を放火されてしまった。
3日後、その犯人ジョシュは盗んだ金で麻薬を買おうとアパートを出た直後、路上強盗に会い射殺されてしまう。
金を奪った強盗犯ニックはその夜、恋人のエドガーに浮気を疑われた末に絞殺される。
我に返ったエドガーは金だけ持ち出し家を飛び出し、車にはねられ即死した。運転手は自棄になって飲酒していたセレーナだった。
信じようと信じまいと―
- 191 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/27(木) 10:15:07 ID:88ZSSl+b0
- 信じようと信じまいと―
フランスのシャルネー地方にある古い教会の屋根には、変わったものが引っかかっている。
屋根に飾られた十字架に、船の錨が引っかかっているのだ。
なんでも200年ほど前の雨の日に、雲からロープで結ばれた錨が降りてきて十字架に引っかかったらしい。
そこへロープを伝って人が降りてきて錨を外そうとしたが失敗。結局、ナイフでロープを切って雲の上へと戻ったそうである。
信じようと信じまいと―
- 198 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/28(金) 23:12:40 ID:rJVo0FE/0
- 信じようと、信じまいと―
アレクサンドル・クトゥーゾフは、「穴熊」と呼ばれた凶暴なギャングだった。小柄な優男で、100人の女を陵辱したと豪語していた。
1971年7月、ある女性がクトゥーゾフに乱暴されたと兄に訴え、怒り狂った兄は仲間を引き連れてクトゥーゾフの自宅を襲撃した。
クトゥーゾフは通りに引きずり出され、撲殺された。死後、見せしめにその局部を切り取ろうとした男達は驚愕した。
彼には男性器がなく、代わりに女性器があり、スーツの股間には丸めたハンカチが詰められていたのである。
- 219 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/11(金) 08:42:36 ID:0pDP0xap0
- 信じようと、信じまいと―
ニューハンプシャー州の片田舎にある牧場にUFOが着陸し、中からナチスドイツの将校が降りて来たそうだ。
近くで唖然と見ていた少年に近付くと、100ドル紙幣を渡し「パンを買ってきてくれないか」と頼んだらしい。
しかし村人達が「警察を呼べ!」と騒ぎ出すと、将校はあわててUFOに乗り込み、空へと消えて行ったそうである。
少年の手には100ドル紙幣が残されたが、警察に押収され、いまも保管庫に眠っているそうだ。
- 230 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/15(火) 03:26:35 ID:E4SK27PN0
- 信じようと、信じまいと―
福岡の小学校で同窓会が開かれ、タイムカプセルが掘り起こされた。
懐かしい品々の中に一つだけ、誰も入れた記憶の無い人形があった。
腕に「キエマス」と一言だけ書かれた紙が括られており、
一緒に埋めていた集合写真の中央付近に子供一人分の空間があいていた。
- 231 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/15(火) 03:26:58 ID:E4SK27PN0
- 信じようと、信じまいと―
1977年フランスの海水浴場。人の右手だけが泳いでいるという噂が流れ、
海水浴客が何者かに足を引かれ溺れかける事件まで発生した。
憂慮した地元観光局の依頼により、漁師がその「手」の捕獲に成功した。
それは何故かマネキンの左手だったのだが、以降噂は立ち消えた。
- 232 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/15(火) 03:28:07 ID:E4SK27PN0
- 信じようと、信じまいと―
1965年ごろスペインの美術館に、夜光る黒い絵が展示されていた。
展示期間中は夜間公開も行われていたらしいのだが、すぐに取りやめとなった。
館内で事故が起きた為とされているが、以降絵が光らなくなった理由も、
被害者の行方も、そもそも何の事故だったのかさえ不明のままである。
- 236 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/18(金) 08:14:31 ID:Rc3z4OmZ0
- 信じようと、信じまいと―
ヒトラーの暗殺未遂事件のうち2回は爆弾が使われたが、どれも爆発前に「気分が悪い」等と言って、その場を離れて難を逃れた。
会食中、ゲッベルスが「予知能力のような幸運ですな」と賞賛したところ、ヒトラーはそれを否定したという。
「俺にそっくりな奴が、柱の影や窓のそばに立って、こちらをニヤニヤしながら見ていたんだ」
精神が不安定だった証拠とされるが、元SS隊員の回顧録の中で「もう1人の総統閣下を見た」という記述もあるのである。
- 237 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/18(金) 08:34:21 ID:Rc3z4OmZ0
- 信じようと、信じまいと―
1998年、イギリスの証券会社のFAXにドイツ語でメッセージが届いた。
「おめでとう! これは世界で一番最初の記念すべきメッセージです。お早いお返事を!」
送信してきたのは1843年(!)のドイツからで、調べてみると、さらに驚くべき事が分かった。
世界初のFAX送信の1回目が原因不明の失敗に終わっており、これはその時に送られたはずのメッセージなのだという。
- 238 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/18(金) 08:44:07 ID:Rc3z4OmZ0
- 信じようと、信じまいと―
富山県の山の中で、車のタイヤが溝にはまって動けなくなったA氏は困り果てていた。
そのとき、近くの猟師らしき男性がやって来て「持ち上げてあげましょう」と申し出てくれた。
男性が声を上げると、森の中から数十人もの人間がゾロゾロと出て来て車を「よいしょよいしょ」と持ち上げ始めたではないか。
A氏は車の中でガタガタ震え上がり、溝から抜け出した途端に礼も言わずに猛スピードで走り去ってしまったそうだ。
- 239 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/18(金) 20:37:17 ID:/UBO+RM80
- 信じようと、信じまいと―
1874年。地中海沿岸のある小さな町の半分以上の家が破壊された。
別の町の人々が調査に行ってみたところ、砕けた家の破片に混じって、大量の鉄片が発見された。
その数は1000個を超え、総重量は何百トンにも達するという。
目撃者はみな口を揃えてこう言う。「錨が降ってきたんだ。たくさんの錨が。そして空にはたくさんの船が浮かんでいた……」
信じようと、信じまいと―
- 242 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/19(土) 20:59:57 ID:gNXcI8nG0
- 信じようと、信じまいと―
1992年。二十世紀で最も偉大な探検家と呼ばれるトム・ハンクスが、アフリカ内部の熱帯雨林へと足を踏み入れた。
探検予定帰還は3年。しかし予定日になっても、トムが帰ってくる気配はない。
だが、メキシコのある海岸で、彼のものと思われるボトル・メールが見つかった。
その内容は「世界は広すぎる。我々が知り尽くしたと思っている地上の100分の1も、我々には理解できない。できないのだ。TH」
- 246 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/26(土) 13:02:26 ID:JyQzsnek0
- 信じようと、信じまいと―
1834年、メキシコのはずれのとある洞窟で大量の人骨が見つかった。
その骨は大変古く、一つだけが大人の骨で残りは全て幼い子供のものだったそうだ。
当時はあまり注目されなかったが、去年その洞窟の壁面に文字が発見され大いに話題になった。
古すぎてほとんど解読できなかったがその文字の中に、「Hamelen」という単語があったという。
Hamelen。 ドイツ語で「ハーメルン」である。
- 252 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/29(火) 09:06:56 ID:ii+ubUI50
- 信じようと、信じまいと―
KGBが隠匿してきた情報が近年になって明るみに出ているが、これもそんな事件のひとつ。
1977年、モスクワの北にあるホトクスという小さな町で何十人分もの白骨死体が発見された。
ゴミを埋めるため裏庭で穴を掘っていた男性が掘り当てたため、この男による猟奇殺人かと思われていた。
しかし鑑定の結果すべて同一人物の骨である事が分かると、KGBが骨を全て処分し、極秘扱いにしてしまった。
- 253 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/29(火) 09:17:53 ID:ii+ubUI50
- 信じようと、信じまいと―
情報公開制度に基づいて、アメリカのUFO研究家が入手した67年前の公文書がある。
真珠湾攻撃が敢行された際、軍とは別にCIAが生存兵たちに対して独自の聞き込み調査をしていたらしい。
「日本の攻撃機に混じって、翼の無い葉巻みたいな奴が攻撃してきた」という証言があり、日本の秘密兵器かと考えられたのだ。
しかし攻撃に参加した日本軍も同様の報告を司令部に入れ、「ドイツ軍の新兵器か」と確認してきた記録も残っているそうである。
- 254 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/29(火) 09:26:47 ID:ii+ubUI50
- 信じようと、信じまいと―
イギリスには「有事の際には、バッキンガム宮殿が瞬時に要塞と化す」という都市伝説がある。
窓や庭や屋根から機関砲や大砲が突き出し、女王陛下の掛け声ひとつで攻撃を開始するらしい。
酒場では「だから英国は安泰だ」と、笑いながら乾杯するシーンがたまに見かけられるのだが、実はあながち間違いではないらしい。
9.11以降、ミサイル配備状況を報告する書類の中に「バッキンガム」と書かれていたものがったと、元軍人は証言しているのだ。
- 256 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/29(火) 11:23:20 ID:4FP39v/40
- 信じようと、信じまいと―
ロシアのある地方都市から、著しい出生率の低下による人口減少で、地域社会存続の
危機にあるとの報告が中央政府になされた。放射能汚染の疑いから調査団が派遣され、
住人と環境の調査が行われたが、その過程で出生率低下の驚くべき原因が判明した。
住人の9割が、出産が生殖行為による結果だということを知らなかったのである。
- 263 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/02(土) 16:13:56 ID:0J3Ax4i60
- 信じようと、信じまいと―
1962年、シリア、アレッポ近郊のベドウィンのテントで三つ目の山羊が生まれた。
その山羊は生まれてすぐに「水をくれ」と喋り、その家族の次男を見て「アシュクル」と呼びかけ、間もなくして死んだ。
実際にはその次男の名前はアフメッドであり、長男の名がアシュクルだった。数年後の夏に、アフメッドはアシュクルに刺し殺されたが、
その原因は全く不明のままだった。アシュクル自身すらなぜ弟を殺したのかが分からなかったと言う。
- 265 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/05(火) 15:21:07 ID:urQb3L420
- 信じようと、信じまいと─
三重県の県庁内に設置された自動販売機には「呪われた販売機」があるという。
といっても、よく硬貨を飲み込んでしまう販売機の事なのだが、どうもそれだけではないらしい。
飲み込まれたとき、返却レバーをガチャガチャと乱暴にいじると、500円玉が返却されるそうだ。
その500円玉を使ってしまうと不幸な事が起こるそうだが、20年も前から伝わるこの噂の出所は不明である。
- 271 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/07(木) 22:07:25 ID:bMozps8OO
- 信じようと信じまいと━
1997年。ある冬の朝、秋田の寒村で一人の男が除雪車の刃に巻き込まれて、凄惨な死体となっているのが見つかった。
検死の結果死因はショックによる心臓麻痺で、死亡時間は発見された早朝午前五時から遡る事四時間の、午前一時。
運転手は勤務中に被害者の姿を見た覚えは無いという。
信じようと信じまいと━
- 292 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/13(水) 21:26:54 ID:sHJaCtjO0
- 信じようと、信じまいと―
孔子の弟子で、娘の婿として篤く信頼された公冶長は、雀と話をすることができた。
儒者の中には、正しい教えは公冶長を通じて雀たちが伝えていると考える者もいる。
享保年間、長岡藩の飯沼去伯は病の床でさえずりを理解し、満足げに死んだという。
後年毛沢東が雀を退治しようとしたのも、そうした思想的な理由があるためである。
- 293 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/13(水) 21:30:46 ID:sHJaCtjO0
- 信じようと、信じまいと―
昭和3年、北海道旭川市の忠別川で、ロザリオをかけた男性の水死体が見つかった。
髷を結い、両刀を帯び、旧時代の武士のようであったと、英国人牧師は記している。
江戸時代初期の松前藩にはキリシタンが多く、のちに弾圧を受けたのは史実である。
大雪山中には、外界との連絡を絶って暮らすキリシタンが今も暮らしているという。
- 294 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/13(水) 21:37:28 ID:sHJaCtjO0
- 信じようと、信じまいと―
昭和20年7月、福島県会津の山中に、米軍のものらしい一機の航空機が墜落した。
生き残った乗員3人を、村人は鬼畜米英とばかりに殺害。機の残骸は軍が回収した。
終戦後、村人は進駐軍に自首して取調べを受けたが、咎めを受けることはなかった。
乗員たちは1m20cm程と小柄で、継ぎ目のない銀色の航空服を着ていたという。
- 295 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/13(水) 21:39:54 ID:sHJaCtjO0
- 信じようと、信じまいと―
古い呪術的信仰が伝わることで知られる高知県の某神社の裏手に、8つの塚がある。
昭和20年3月のはじめ、7日7晩にわたる敵国呪詛の祈祷が行われたのだという。
7人の男女が犠牲になり、神主も惨死した。まもなく米国大統領急死が伝えられた。
昭和60年頃までは、この塚を密かに詣でる政治家や旧軍人の姿も見られたという。
- 296 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/13(水) 21:44:40 ID:sHJaCtjO0
- 信じようと、信じまいと―
五胡十六国時代に四川省を支配した成漢の昭文帝は、残虐な暴君として有名である。
文化大革命中、紅衛兵がその陵墓を暴き、埋納されていた兵俑の首を打ち落とした。
その瞬間、絶叫とともに首から赤い血が噴き出し、紅衛兵に狂死した者多数という。
埋め戻された陵墓は、それ以来文物保護の名目で発掘調査が一切許可されていない。
信じようと、信じまいと―
- 298 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/14(木) 22:24:49 ID:34M2uDdE0
- 信じようと、信じまいと―
東京大学のシンボル・安田講堂は、1968〜69年の全共闘による籠城で有名だ。
だが、事件後も講堂を占拠し続けた何者かについて、東大百年史は黙して語らない。
呪術に頼らざるを得ず、しかも敗北を重ねたことは日本の最高学府の恥部であろう。
講堂に改修の手が加えることができるようになるには、約20年間の歳月を要した。
- 299 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/14(木) 22:26:38 ID:34M2uDdE0
- 信じようと、信じまいと―
商業捕鯨盛んなりし時代、南氷洋の捕鯨船乗りの間で語り継がれていた奇譚がある。
ある一頭の鯨を見かけた船は、必ず羅針盤の故障などの災異に見舞われる、という。
その鯨を追いかけると何が起こるかは伝えられていない。彼らは帰らなかったから。
名作小説に因み「モビーディック」と呼ばれた鯨は、今も生きているかもしれない。
- 300 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/14(木) 22:27:16 ID:34M2uDdE0
- 信じようと、信じまいと―
北海道・根室管内にある野付半島は、延長28kmにも及ぶ日本最大の砂嘴である。
枯死した松が湿原に立ち残り、荒涼とした、異界のような幻想的な風景が楽しめる。
だが、深い霧が立ち込める日には、本当に異界に通じることがあると言われている。
霧の中で鈴の音がする方に進んだり、赤い服を着た少女についていってはならない。
- 301 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/14(木) 22:28:11 ID:34M2uDdE0
- 信じようと、信じまいと―
休戦ラインの中央部を守備するある韓国軍部隊には、次のような話が伝わっている。
戦争で分断された線路の跡で、雪の夜ごとに蒸気機関車が走る音が聞こえるという。
正体を確かめに金軍曹の分隊5人が向かったが、翌朝全員が轢断死体で発見された。
雪の上には赤く血に染まった二本の轍が、まっすぐ北に向かって伸びていたという。
- 302 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/14(木) 22:29:15 ID:34M2uDdE0
- 信じようと、信じまいと―
かつて、アラビア湾沿岸に住んでいた遊牧民は、部族ごとに厳しい掟を持っていた。
ことに凄惨な制裁で知られるムルジム族は、まず違反者の耳を削ぎ、次に皮を剥ぐ。
ついで眼球をくり抜き、四肢を切断し、原油の自噴する穴の中に投げ込むのである。
現在でもときどき、手足のないそのような死体が、採掘管の中で詰まることがある。
信じようと、信じまいと―
- 306 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/15(金) 21:40:22 ID:Fi6rH3HQ0
- 信じようと、信じまいと―
昭和30年代に行われた姫路城の解体大修理中、大天守を支える天守台の地下から、
奇妙なものが見つかった。それは20cm四方の漆箱で、錆びた刀が刺さっていた。
動かそうとした者は急な眩暈や心臓の痛みを訴え、しかも異常は家族にも伝播した。
世界遺産の優美な城の地下には、邪悪な何かを裡に封じた箱が現在も埋もれている。
- 307 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/15(金) 21:40:52 ID:Fi6rH3HQ0
- 信じようと、信じまいと―
千代田区永田町の自民党本部ビル(自由民主会館)7階には「開かずの間」がある。
壁に囲まれた空間で広さ6畳ほど。外窓には衝立が立てられており、中は窺えない。
理由は不明だが、1966年にビルが竣工した時からこの空間はあったのだという。
「本物の伏魔殿」とは某首相経験者が番記者に漏らした言葉。真相は今も闇の中だ。
- 308 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/15(金) 21:41:37 ID:Fi6rH3HQ0
- 信じようと、信じまいと―
琵琶湖の中央に「沖の白石」というものがある。水面から10m程頭を出している、
大小4つの岩塊だが、これらは水深80mの湖底から聳え立つ巨大な一枚岩である。
京都帝大・内柳博士による「沖の白石は隕石也」との説は奇説として退けられたが、
この岩をめぐっては、調査船の沈没や関係者の急死などの怪事件が多いのも事実だ。
- 309 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/15(金) 21:42:16 ID:Fi6rH3HQ0
- 信じようと、信じまいと―
幽霊の出現形態は文化ごとに異なる。足がなく人玉を伴うのは日本の幽霊の特徴だ。
では異国で死んだ幽霊は出身国式で出るのだろうか、ホスト国式で出るのだろうか。
パリ第17大学のルジェール教授が各国からの留学生の幽霊について調べたところ、
40%がフランス式、35%が出身国式、25%がその他の様式という結果が出た。
- 310 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/15(金) 21:43:15 ID:Fi6rH3HQ0
- 信じようと、信じまいと―
湖広省の山中に帰雲郷という村があったと明代の地理書『峨陵県志』は記している。
帰雲郷は県城から十日を要する深い山中で、長い洞窟を抜ける道一つしかなかった。
鍛冶に巧みな郷民たちは、刀剣を市場で売り、米や硝石や磁器などを買って帰った。
しかし万暦年中に帰雲郷に向かう洞窟は埋もれ、郷民たちを見ることもなくなった。
岐阜県白川村に、慶長の大地震の際に山崩れで埋もれた、帰雲城という城があった。
城主の内ヶ島氏は飛騨の鉱山を支配していた、富裕な豪族だったと伝えられている。
今日、城跡からしばしば発掘される中国製の磁器は、その財力を示しているという。
通説では、それらは京や堺からはるばる取り寄せたものと言われているのだが……。
信じようと、信じまいと―
- 316 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/19(火) 00:56:43 ID:kAQQDpBq0
- 信じようと、信じまいと―
北アルプスを北へ縦走していた久永氏は、天狗池の畔で一人の登山者とすれ違った。
挨拶を交わした後、久永氏は妙な感覚に襲われた。彼は自分によく似ていたようだ。
ぞっとした氏は、もう一つ大変なことに気づく。いつの間にか南へ歩いていたのだ。
氏はロッジに到着するや鏡で自分を確かめたという。山では入れ替わりが稀にある。
- 317 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/19(火) 00:57:58 ID:kAQQDpBq0
- 信じようと、信じまいと―
中国・石家庄市の河北抗日戦争紀念館には、日本兵が撮影したという多くの写真が、
残虐行為の証拠として展示陳列されている。だが、共産党当局がその扱いに困惑し、
所蔵庫に収められたままの5枚続きの写真がある。昭和15年9月、撮影地は蔚県。
斬首の一部始終が収められているのは巨大な頭を持つ畸形児。黒目が異様に大きい。
- 318 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/19(火) 00:58:41 ID:kAQQDpBq0
- 信じようと、信じまいと―
アメリカ合衆国が宇宙人と密約を結んでいるというのはよくある話だが、作り話だ。
理解困難な技術や現象を、宇宙人や霊の存在にしたがる者の想像の産物に過ぎない。
実際に宇宙人と密約を結んでいたのはアフリカ西北部に位置するブルキナファソで、
1983年のクーデタ以来、宇宙人が大統領を務める地球上唯一の国となっている。
- 319 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/19(火) 01:00:01 ID:kAQQDpBq0
- 信じようと、信じまいと―
千島列島のオンネコタン島には、高く美しい火山とそれを取り囲む澄んだ湖がある。
この島に立ち寄った船から3人のアイヌの少女が逃げ出した。あとを追う人の前で、
少女たちは魚に身を変え湖の奥へ泳ぎ去った。残された人は神が来たのだと噂した。
これは神話の時代の話ではない。明治17年、汽船の航海士が日誌に記した事実だ。
- 320 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/19(火) 01:02:39 ID:kAQQDpBq0
- 信じようと、信じまいと―
東京・池之端のI崎邸は、旧M財閥の当主が建てさせた本格的な洋館として有名だ。
現在は一般公開されているが、占領期にあった暗い歴史が触れられることは少ない。
森に囲まれたこの館は米軍の諜報機関が接収していた。声の漏れない地下室もある。
今も地下への階段は二重の鉛壁で封鎖されており、入ることも出ることもできない。
信じようと、信じまいと―
- 323 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/19(火) 21:13:31 ID:kAQQDpBq0
- 信じようと、信じまいと―
練馬区の多恵さんが学校から帰ると、家には一恵と名乗る見覚えのない人物がいた。
多恵さんの姉だという。こんな人知らないと言った彼女を両親も祖母も兄も笑った。
過去の写真にもなぜか一恵が映っていた。間取りも変わり、姉の部屋ができていた。
姉は親切な人で、多恵さんも5年経った今では最初からの家族のように思っている。
- 324 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/19(火) 21:14:27 ID:kAQQDpBq0
- 信じようと、信じまいと―
ビルマを長く支配したネ・ウィン将軍は、オカルトに凝り呪術師を重用したという。
その政権の下では35・45・90など、おかしな区切りの紙幣が発行されていた。
現政権の指導者たちもその体質は変わらず、呪的国防体制を構築中だ。われわれは、
中世呪術の前に現代電子兵器が敗れる戦争を初めて見ることになるのかもしれない。
- 325 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/19(火) 21:15:06 ID:kAQQDpBq0
- 信じようと、信じまいと―
1980年代、アメリカの偵察衛星が太平洋北西部で、白い円形の物体を発見した。
その物体はつねに同じ場所に存在しているのだった。アメリカ軍は、艦船、航空機、
潜水艦で現地に向かったが、目視することもデータを捕捉することも出来なかった。
海面にあるとすれば直径15mほど。現在、グーグルマップでも見ることが出来る。
- 326 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/19(火) 21:16:00 ID:kAQQDpBq0
- 信じようと、信じまいと―
朝鮮戦争中、米軍の飛行機乗りの間に、飛行中不思議な体験をしたとの噂があった。
光に包まれた次の瞬間、花畑にいるのだとか。気がつくと元のコックピットにいる。
場所は平壌郊外大同江畔。高度は300m前後で、高くても低くてもならなかった。
現在ここには高さ330mの柳京ホテルの廃墟がある。労働者は何を見たのだろう。
- 327 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/19(火) 21:17:27 ID:kAQQDpBq0
- 信じようと、信じまいと――
P2Pネットワークの海には、人の欲望や狂気を乗せた不可解なものも漂っている。
人の顔や、幻想的な風景、図形などが写ったぼんやりとした画像データもその一種。
ファイルはどれも無題。ヘブライ文字が記された画像もあるのがわずかな手がかり。
何かの実験ではないか、と噂されている。これらの画像は念写写真によく似ている。
信じようと、信じまいと――
- 339 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/25(月) 02:46:30 ID:vd4DnlM50
- 信じようと、信じまいと―
ペルー北部のヘライ県チャハマハル村には、「イザナミの墓」と称するものがある。
1935年に当地を訪れた日系人が発見し、現在は村のサイトにも紹介されている。
彼の調査によれば、村のインディオたちが伝える謎めいた民謡は古代日本語という。
村の織物の伝統的意匠も菊花紋だ。誰しも超古代のロマンを感じずにはいられない。
- 340 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/25(月) 02:47:14 ID:vd4DnlM50
- 信じようと、信じまいと――
虚実の狭間に新奇な説話を投稿する者がいた。彼は常にデジャブに悩まされていた。
いま新しく書き記したはずの奇譚は、かつてどこかに投稿したものではなかったか。
事実思いもかけぬところで、今しがたの物語と似たような過去の話を目にするのだ。
記憶力や想像力の衰退だろうか。それとも、過去が書き換えられているのだろうか。
- 341 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/25(月) 02:47:51 ID:vd4DnlM50
- 信じようと、信じまいと――
自衛隊は日本周辺の通信を傍受しているが、不可思議な通信を拾うのもしばしばだ。
フィリピン方面から来るその通信を捉えると、部内では「少尉さんが来た」と言う。
それは旧日本陸軍の暗号を用いて、部隊の健在を伝えて連絡と補給を求める内容だ。
該当部隊は昭和19年12月、レイテ島で通信を途絶したと戦史には記されている。
- 342 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/25(月) 02:51:44 ID:vd4DnlM50
- 信じようと、信じまいと――
警視庁科学捜査研究所の林技官によれば、世に出回る心霊写真なるものの99%は、
ニセモノと言う。林技官は、不慮の死を強いられた犠牲者の無念が漂う事件現場に、
何度も立ってきた。だから目の錯覚や明確な作り物で死者の霊魂を弄ぶ商業主義に、
憤りを感じると言う。科捜研では写真が外部に漏れないよう、厳重に管理している。
- 343 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/25(月) 02:53:45 ID:vd4DnlM50
- 信じようと、信じまいと―
1971年2月、韓国人のJ.S.パク博士が、研究滞在中のウィーンで失踪した。
博士の専門は電磁気学。かつて米国で実用化が模索されたある技術を研究していた。
78年頃、東海艦隊所属のフリゲート艦731番艦で行われた極秘の実験が失敗し、
兵士たちが悲惨な最期を遂げたという噂が流れたと、複数の脱北者が証言している。
信じようと、信じまいと――
- 345 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/25(月) 19:00:02 ID:lDYdOOwp0
- 信じようと、信じまいと―
ハンドソープで手を洗っているといつもより石鹸の匂いがきつくそれに加え
悪臭とまではいかないものの生理的に嫌な場合がある事はおありだろうか、
そういう場合はいつもより手が汚れていたのだろう。
手の汚れが臭かった訳では無い、雑菌の死臭の濃度が濃くなっただけである。
- 350 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/27(水) 21:06:25 ID:9e3BiB950
- 信じようと、信じまいと―
享和3年、徳川治保を藩主とする水戸藩は、宇宙人と密かに外交関係を結んでいる。
八溝山中に用地を提供し、引き換えに西洋列強に対抗する科学技術を入手したのだ。
だが幕末の水戸藩の内戦によって文書を収めた弘道館は焼失、秘事を知る関係者も、
ほぼ粛清された。郡奉行を務めた矢追家に残された八溝山絵図が唯一の証拠である。
- 351 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/27(水) 21:07:23 ID:9e3BiB950
- 信じようと、信じまいと―
Mさんの兄はひどい経験をした後の5年間、部屋から外へ出ない引き篭もりだった。
兄がゲーム系のサイトを開いており、そこで慕われているのもMさんは知っていた。
そんな兄が失踪した。誰も兄の外出を見ておらず、部屋のPCも点いたままだった。
兄のサイトは今も更新されている。Mさんはネットに消えた兄を哀れと思っている。
- 352 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/27(水) 21:08:14 ID:9e3BiB950
- 信じようと、信じまいと―
1922年、アフリカ南部を冒険飛行していたイギリスのマクダウェル退役中尉は、
カラハリ砂漠の中央で、七色に輝く巨大建築群が地中へと沈むのを見たのだという。
土地のサン人が言うには、観察任務のためにこの星の科学レベルに偽装しているが、
普段彼らは地中都市で生活しているという。帰国後、中尉は大嘘つき扱いをされた。
- 353 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/27(水) 21:08:57 ID:9e3BiB950
- 信じようと、信じまいと―
長野県民ならば誰もが歌えるとも言われる県歌「信濃の国」。現在は6番までだが、
実は、戦後歌われなくなった7番と8番がある。この部分は昭和11年に追加され、
長野県出身の満洲移民を読み込み、長野県から光が東亜に広がることを歌っていた。
侵略主義的・軍国主義的であるとGHQから警告され、歌詞が封印されたのである。
- 354 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/27(水) 21:10:25 ID:9e3BiB950
- 信じようと、信じまいと―
国立公文書館に、旧幕府から引き継がれた資料群『葛島風土記』全六十四巻がある。
鎌倉時代、島の大江三郎茂房という地頭が三十年の歳月をかけて書き上げたものだ。
歴史・自然・産業・風俗・言語に至るまで、島ひとつが活写された博物誌的内容に、
学者たちは着目している。だが、この島がどこにあるのかだけが未だにわからない。
信じようと、信じまいと―
- 361 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/28(木) 21:29:29 ID:e3sLJQsq0
- 信じようと信じまいと
S線のとある駅には60〜70歳頃のホームレスが住み着いており、
長く伸びたその白い髭から"仙人"と地元の学生は呼んでいる。
しかしいつその駅に住みついているのかは判然としていない。
30年程前隣の駅に"仙人"と呼ばれるホームレスが居たという。
- 362 名前:スマンsage忘れた。 投稿日:2008/02/28(木) 21:42:48 ID:e3sLJQsq0
- 信じようと信じまいと
茶碗の中、という怪談がある。
江戸時代に書かれた短編小説だが、結末を知ることは出来ない。
物語がある地点で急に、何の脈絡も無く途切れているからである。
原本では何者かに筆を掴まれたように字が突然波打ちそこでお
- 364 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/28(木) 23:48:36 ID:T4wnwtlf0
- 信じようと、信じまいと―
2000年頃、京都府城陽市のH中学校で、一人の男子生徒が体育の授業中に校庭で座っていると
屋外で真上には青空が広がっているのにも関わらずすぐ目前に鮮やかな黄緑の小さな蜘蛛が
糸を伝って降りてきた、しかしその生徒はそんな不可思議な光景を前にしながらどうとも思わず振り払った。
当時その中学生だった人は蜘蛛も去る事ながらあの時の自分の心境の方が理解できなかったと語る。
- 367 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/02(日) 02:58:36 ID:0BL+iGrE0
- 信じようと、信じまいと―
喜望峰沖に出没するオランダ東インド会社の幽霊船をフライングダッチマンと言う。
アリューシャン諸島ダッチハーバー沖に出没する幽霊船も同じ名で呼ばれているが、
目撃者によると、西洋の帆船とは異なる構造の、一枚帆の木造小型船だったという。
天文航法を失った江戸時代の廻船は、一度黒潮に押し流されるとなす術がなかった。
- 368 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/02(日) 02:59:35 ID:0BL+iGrE0
- 信じようと、信じまいと―
Tさんが目を覚ますと1年が経過していた。だが記憶喪失ではない。家族も友人も、
昨日別れてから1日しか経っていないと言う。Tさんの過去の記憶だけズレていて、
Tさんにとっての2001年4月1日が他人にとっての2002年4月1日なのだ。
1年は誰に盗まれたのか。ふたたび過去を盗まれないか。Tさんは眠るのが恐怖だ。
- 369 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/02(日) 03:00:32 ID:0BL+iGrE0
- 信じようと、信じまいと―
アルメニアのクニク湖には、ちょうど諏訪湖の御神渡りのような自然現象があった。
湖畔の教会の守護聖人で4世紀に殉教した聖アナスタスが、対岸にある町の様子を、
氷結した湖を渡って見に行くのだという伝説があった。1932年、共産党政権が、
工場建設のために教会を爆破して以来、この湖では御神渡り現象は発生していない。
- 370 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/02(日) 03:01:52 ID:0BL+iGrE0
- 信じようと、信じまいと―
赤道上3万6000キロの宇宙空間に、全長50メートルの巨大物体が浮いている。
正体不明のそれは、時々姿勢を変えながら、東経120度にぴたりと静止している。
某国が極秘に運用する軍事衛星で、通信傍受を行っているという解釈が有力である。
だがそうだろうか。宇宙にある物が人工物体だと簡単に決め付けていいのだろうか。
- 371 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/02(日) 03:05:41 ID:0BL+iGrE0
- 信じようと、信じまいと―
二重隠れキリシタンというものがあった。隠れキリシタンの分派であろうと思われ、
仲間の隠れキリシタンの眼からも隠れるように特殊な信仰形態を守っていたらしい。
1973年、長崎県の小学生が書いた日記の記述からその存在が浮かび上がったが、
少年はまもなく家族とともに消息不明となり、詳細な教義などは不明のままである。
信じようと、信じまいと―
- 380 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/06(木) 00:34:43 ID:pU4XzkHo0
- 信じようと、信じまいと―
1865年のアメリカ。あるとき、一人の男が数日連続して不思議な夢を見た。
その内容はすべて同じで、とても沢山の黒い服を着た人達が長蛇の列を作り、悲しみに沈んだ様子でいるというもの。
男がそのうちの一人に「何が起きたのか」と聞くと、その人は決まって「大統領が死んでしまったのです」と答える。
男はその話を周りの人間に聞かせたが、誰も真面目に取り合わなかった。
ちなみにその男の名前はエイブラハム・リンカーン。アメリカ合衆国第16代大統領であり、その数日後に彼は暗殺された。
- 387 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/06(木) 12:50:23 ID:KF7xQdHh0
- 信じようと信じまいと―
1885年、長野県の田舎での出来事。
一人の少女が道を歩いていると、突然地面にめり込んだ。
驚いた通行人が慌てて少女を引っ張ると、そこは穴も亀裂もない地面だったという。
なお、めりこんだ少女の下半身は失われており、出血多量で死亡した。
- 388 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/06(木) 14:30:16 ID:fACeGqra0
- 信じようと信じまいと―
アルゼンチンでは1950年から少年少女が誘拐される事件が年々増えていた。
その大半は性的暴行や身代金が目的なのだが、いくら捜査しても「犯人が最初から存在しない」事件がある。
そうしたケースに限って、子供だけでは移動できない様な遠く離れた場所で保護されているのだ。
「お空が光ってきれいだった」と、子供達の証言はみな同じだという。
- 389 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/06(木) 14:39:54 ID:fACeGqra0
- 信じようと信じまいと―
アーカンソー州にあるレストランでネズミが大量発生した。
といっても、どこからともなくネズミが店内からあふれ出し、外へ逃げて行ったのだが。
しかし3日後に起きた地震で、そのレストランは液状化現象によって建物の半分以上が沈下、倒壊してしまった。
ヨットの形を模したレストランの名前は「フライングヨット」といった。
- 390 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/06(木) 14:49:08 ID:fACeGqra0
- 信じようと信じまいと―
大正3年、下関の沖合いで度々幽霊船が目撃される事件があった。
軍艦ではなく商船だったと『長門奇談説録』に記録されているが、船体は黒一色であったという。
目撃者によると、その黒い船の乗員と思われる男たち数十人が横一列に並び、ずっと空を仰いでいるらしい。
不思議な事に、昭和になってから幽霊船はぱったりと姿を消してしまった。
- 399 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/08(土) 15:09:35 ID:2YUv/Ex30
- 信じようと信じまいと―
プラハ在住のハーラル氏はある朝、猛烈な痛みで目を覚ました。どうやら虫歯を患ったようだ。
痛みに耐えながら歯科医で診察を受け、抜歯する事になり麻酔をして貰うが一向に痛みが引かない。
医師が不審に思いながらも抜歯すると、抜けた歯は部屋中を飛び回り、窓を破って外へ出てしまった。
その後、抜歯した跡には何故か新しい歯が生えハーラル氏は以前と変わらぬ生活を送っているという。
- 400 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/08(土) 15:10:08 ID:2YUv/Ex30
- 信じようと信じまいと―
イギリスはカンブリア州のとある子爵家では、家法として金のカップを代々大切に保管してきた。
しかし1811年、時の当主が宴の際にカップを使用して以来、本来のカップは失われレプリカが保管されている。
記録によると、当主がカップに酒を注んだ瞬間、天から真直ぐに虹が降りて当主諸共カップを連れ去ったという。
ちなみに、バイキングとしてブリテン島に渡った祖先がカップを発見したのはスコーフェル山と伝えられている。
- 401 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/08(土) 15:10:40 ID:2YUv/Ex30
- 信じようと信じまいと―
先日、北イタリアの都市モデナで新鋭芸術の展覧会が行われた。額縁と鏡で構成されたそれらは、
見る人々に大変奇妙な感覚を与えると盛況であったが、2つの事実が発覚した事により中止となった。
1つは、夜間閉鎖されて誰も入れないにも関らず、展示物が毎日一つずつ増えているという事。
もう1つは、どれだけ展示物が増えても展覧会場が一杯にならなかった事である。
- 402 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/08(土) 15:12:08 ID:2YUv/Ex30
- 信じようと信じまいと―
サンタクロースと言えば定番の赤い服に白い髭、そしてトナカイに曳かれるソリを思い浮かべるだろう。
だがデンマーク南部、国境沿いのある町では一風変わった姿をしたサンタクロースが信じられている。
ふくよかな体付きと袋を背負った所は同じだが、顎鬚は無くソリではなく二本の短い丸太に乗っている。
右手に木槌を持ち長い耳朶が印象的なこのサンタクロースは、何時からこの姿になったか記録は残っていない。
- 403 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/08(土) 15:12:43 ID:2YUv/Ex30
- 信じようと信じまいと―
フランスのリムーザン地方には、「腹減らずの坂」と呼ばれる長さ10kmに及ぶ長い坂道がある。
広く低い山を越えるのに便利なこの坂は、何故か疲れもせず水も必要としないで登りきる事が出来るのだ。
ある時、一人の青年が決して下ってはいけないと伝えられているこの坂を下って村へ戻ろうと試みた。
この青年は翌朝、頂上から三分の一程下った所で遺体となって発見された。死因は老衰であった。
- 405 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 01:49:23 ID:obRD57Ry0
- 15世紀スペイン。大航海時代を築いた一人として名の残る航海者・商人のディルゲーノは、その卓越した
航海術によってその生涯における「すべての」探検に成功し爵位を与えられたほどの人物だったが、
38歳の時の航海を最後にぷっつりと海に出るのをやめてしまい、すべての地位を捨て隠居してしまった。
その最後の航海で「イルカを一呑みにしてしまうほどの巨大なトカゲ」を見たからだという。
- 406 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 01:49:48 ID:obRD57Ry0
- 映画「ジュラシックパーク」では琥珀の中の蚊から恐竜の血のDNAを検出する描写があったが
実際にはその方法では実際に取り出せたとしても、DNAの配列が壊れていて使い物にならないそうだ。
そこで現在研究が進められているのが、まれに発掘される恐竜の「うろこ」の化石から、微量に残っている
炭化した細胞からDNA配列を推測、復元する方法だが、2004年、アフリカの2億年前の地層から発見された
ある化石を復元したところ、「どう考えても人間の皮膚としか思えない」配列がはじき出されたという。
- 407 名前:付けるの忘れてた ごめん 投稿日:2008/03/10(月) 01:50:44 ID:obRD57Ry0
- 信じようと信じまいと―
小泉八雲の「骨董」に収められていることで後世にも名前の知られた未完の怪談「茶碗の中」。
この話が突然かき消えたように終わっているのには理由があり、「骨董」の引用元である
奇談集「新著聞集」によると、筆者の椋梨一雪は確かに「茶碗の中」の全文を聞き、記したので
あるが、何度書き直してもその翌朝になると、今に残る部分よりのちは綺麗に消えていたというのだ。
- 408 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 01:51:48 ID:obRD57Ry0
- 信じようと信じまいと―
ノースカロライナの田舎町に住むフレア・アンダーソン夫人は1975年10月4日、地元の名士であった夫と共に消防署の
落成記念パーティに出席していた。そして夫の友人たちと和やかに談笑しているさなか、突然口と鼻から炎を
吹き出したかと思うとその場にもんどり打って倒れ、数分後に死亡が確認された。
死体に外傷はなかったが、奇妙なことにその内臓はほぼすべて炭化していたという。未だに彼女の死因は解っていない。
- 409 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 01:52:53 ID:obRD57Ry0
- 信じようと信じまいと―
日露戦争が終結したのは、ついこの間のこと。ロシアの加盟国モンテネグロはポーツマス条約調印時、
日・米・露の三国ともにその存在を忘れられていたため呼んでもらえず、国際法上戦闘状態はその後も
継続中扱いであった。ついでに言えば100年近くにも及んだこの戦争を「完全終結」させたのは、
2001年に来日し終戦に合意したサヴィチェヴィッチというサッカー選手である。
- 410 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 01:53:41 ID:obRD57Ry0
- 信じようと信じまいと―
戯曲家バーナード=ショーは1880年7月16日、自身の日記に次のような体験を記している。
「道ばたで、向こうから赤いタキシードに白いシルクハットという奇抜な出で立ちをした背の高い紳士が
やってきて、親しげに握手を求めてきた。黒い革手袋に包まれたその右手は私の手の中でくしゃりと潰れた。
まるで中に何も入っていないかのように。続いて紳士はシルクハットを取り、頭を下げた。頭頂部にぽっかりと
穴が空いており、その『中身』はまるでがらんどうだった」紳士がその後どうなったか書かれていないのが悔やまれる。
- 411 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 01:54:35 ID:obRD57Ry0
- 信じようと信じまいと―
埼玉県のある市には「開かずの踏切」がある。「開いている時間が少ない」のではなく、「全く開かない」のだ。
それもそのはず、その踏切があるのは線路もない広い空き地の真ん中で、竹製の古びた遮断機が二本立てられているだけなのだから。
その場所にかつて鉄道が通っていたという記録もなく、おそらく土地の所有者が子供を遊ばせるためにでも作ったのだろうと
言われているが、この空き地の近くのマンションでは「一日中電車の通る音がしてうるさい」と引っ越す住人が毎年いるという。
- 412 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 01:55:26 ID:obRD57Ry0
- 信じようと信じまいと―
ドイツの古城・シャーデック城は、城主一族が愛用した大きな鏡のエピソードで知られている。玄関の壁にはめ込まれた
その鏡は優に高さ3メートルを超え、美しい金細工の装飾が施されており現在の貨幣価値にして数億円、期間3年をかけて
製作されたと記録されているが、製作者の職人が一人水銀中毒で命を落としていることから当時より呪いの噂が絶えなかった。
ある日、その鏡がいきなり壁から落ちたことがあったが、兵たちが持ち上げると鏡には傷一つついておらず、そして
ついさっきまでその前で姿を映しており、下敷きになったはずの城主夫人の姿がどこにも見あたらなかったという事件があった。
彼女は魅入られてしまったのだろうか。
- 413 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 01:56:03 ID:obRD57Ry0
- 信じようと信じまいと―
その戦争は1896年8月27日午前9時2分に始まった。クーデターによりザンジバル国王となったハリド・ビン・バルガシュは
イギリスの退任要求を無視、これにより戦闘の火ぶたは切って落とされた。だが、ザンジバルの戦力は老朽化した軍艦が
一隻のみで、結局その艦もイギリス軍の集中砲火により13分で撃沈。宮殿が崩壊し、ハリドがドイツ領事館に亡命して
この世界一短い戦争が終結したのは、戦闘開始からわずか45分後のことであった。
- 414 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 01:56:39 ID:obRD57Ry0
- 信じようと信じまいと―
おそらく日本最年少であろう殺人の記録が大正時代の文献に残っている。
神奈川の坂下某という医師の元に、一人の浮浪者の女性の死体が運ばれてきた。死体の様子から事件性のない餓死であることは
一目瞭然だったが、死体が妊娠していたため、「ひょっとしたら子供だけでも」と坂下医師は帝王切開手術をおこなったが、
腹の中にいた双子の赤ん坊はどちらも死んでいた。ただ、坂下医師には片方の赤ん坊が、もう片方の頸をへその緒で絞めて殺した
ように見えたという。母胎の栄養を独占するために。
- 415 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 02:00:49 ID:obRD57Ry0
- 西郷隆盛はその生前、決して自分の写真を撮らせなかったことで知られている。明治天皇の頼みすら断ったというのだから
大した物だが、これについて奇妙な説を立ち上げた京都の歴史学者がいた。実は西郷は「歴史上」活躍する前に死んでいたと
いうのである。彼の説によると、既に西郷は島津斉彬への殉死を遂げていたが、彼を慕い頼る人々と「歴史」の要請から
亡霊となって数々の偉業を成し遂げたのだと。だから彼は写真に写れなかったのである。
信じようと信じまいと―
- 421 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 16:46:07 ID:La/L/0Xe0
- 信じようと、信じまいと─
飛鳥時代というのは謎の多い年代である。例えば畝傍山で発掘された蘇我一族の要人のものとされる
古墳の石室からナスカの地上絵のある絵柄に酷似した壁画がいくつも発見されたり、また近年の研究で
それまで江戸時代に作られたとされていた「聖徳太子の地球儀」が、材質のX線分析から少なくとも
製作は1400年前に遡ることが判明した。マゼランによる世界周航の900年前である。
- 422 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 16:46:46 ID:La/L/0Xe0
- 信じようと、信じまいと─
蘇我馬子の墓として伝えられる石舞台古墳について1986年、京都大学の研究チームが興味深い事実を発表した。
それまでこの古墳は多武峰から運ばれてきた花崗岩で造られているとされていたが、一番上の玄室(所謂「石舞台」の部分)
だけは全く違う材質で出来ていて、その密度=重量は同体積の花崗岩と比べると20倍にもなり、一部をサンプリングし
分析したところ、日本で採掘できるはずのない鉱石であったという。いったい、誰がどこからどうやって南米でしか
採掘記録のない数十トンもの石の塊を運んできて積み上げたのかは未だに解っていない。
- 423 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 16:47:49 ID:La/L/0Xe0
- 信じようと、信じまいと─
20世紀初頭、『消失王』と称されアメリカ中を沸かせた奇術師「シルクハット・ジョージ」。
テーブルの上のコインから巨大なビルさえも消してみせ、かのフーディーニにして「我がライバルは彼のみ」と
言わしめた彼は1931年に心不全で亡くなるが、その遺体が墓地に葬られる際、妙に棺が軽いのを訝しんだ
参列者が中を改めると、既に遺体は『消失』していたという。ジョージのこのラストマジックの真相は、謎のままだ。
- 424 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 16:52:32 ID:La/L/0Xe0
- 信じようと、信じまいと─
宮城県のある村には、江戸時代より物の怪が棲むという伝承を持つ「底なし沼」がある。
ある時、地元のテレビ局がこの沼の深さを測ろうとしたことがあった。15メートルまで目盛りを付けたポールを
ヘリで上空から落とし、底に刺さった時の喫水面の位置からだいたいの深さを測るというもので、ポールは
3メートルほどまで沈んで止まったが、引き上げてみると鉄製のポールはものすごい力で折り曲げられており、
その根本にはくっきりと、7本指の手形がめり込んでいたという。
- 425 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 16:53:16 ID:La/L/0Xe0
- 信じようと、信じまいと─
1995年、地球上から絶滅したノイチゴガエルは、「絶滅した理由がわからない」ことで知られている。
コスタリカの自然保護区である標高1500m前後の熱帯雨林に生息していたこのカエルは、1970年に発見されて
以降、手厚い保護の元1990年までは毎年2000匹を超える個体が観察されていたのに、91年以降突如として
一匹も発見されなくなり、その4年後に種の絶滅が確定した。彼らの身にいったい何が起こったのだろうか。
- 426 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 16:55:52 ID:La/L/0Xe0
- 信じようと、信じまいと─
房総半島のとある漁師町に、室町時代から伝わっている話がある。ある時、漁に出たまま帰らない船が一艘あり、
三日後、その船の「前半分」だけが浜に流れ着いた。船体はまるで噛み千切られたかのように寸断され、乗っていた
漁師は全員行方不明。船底には手のひらほどもある鮫の牙のような物が突き刺さっていたという。その牙は未だに
地元の神社に残っているが、1978年に東京大学で行われた分析の結果、日本でもよく化石が発掘される中新世の
巨大鮫メガロドンの歯と見て間違いないという。ただ一つ奇妙なことには、この牙は化石化しておらず、せいぜい
伝承の通り500年前ほどの物としか考えられないのだとか。メガロドンは、まだ暗い海の底に潜んでいるのかも知れない。
- 427 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 17:02:42 ID:La/L/0Xe0
- 信じようと、信じまいと─
ブラジルで奇妙な遭難事件が起こった。71歳のボビー・カルロスというその男が遭難し、衰弱死したのは自宅の庭だったという。
ある日、庭仕事をしている最中に彼は不意に足を滑らせ転倒、右足をひねって立てなくなってしまった。ここまでなら老人には
良くあることだが、倒れているボビーに気付いた隣人が助け起こそうとすると、彼は「自分で立てる。年寄り扱いするな」と一喝。
隣人を追い返した後も彼は一人で頑張っていたようだが、結局5日後、毎日のように隣から聞こえていた「絶対助けるなよ!」という
怒鳴り声がふと聞こえなくなったのでくだんの隣人が見に行くと、既にボビーは冷たくなっていたという。
- 428 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 17:03:39 ID:La/L/0Xe0
- 信じようと、信じまいと─
インカ帝国の遺跡・サクサイワマンにある「架け橋」と呼ばれる、現在は破壊されてしまい土台のみを残す塔の中心には
石造りのたった15段の階段が残されている。一説によると壊されたわけではなく、最初から15段しか作られなかったとされ、
満月の夜に足を踏み入れてはいけないという伝承が残されている。発掘作業中にこれを知ったイギリスの考古学者ネイザンは
ちょうど満月だったその夜、周りの制止も聞かず一人階段を登っていった。階段を上りきった後も彼は虚空を登っていき、
やがてその姿は月夜に溶けていったという。
- 429 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 17:05:06 ID:La/L/0Xe0
- 信じようと、信じまいと─
茨城県のある村で、3人の小学生が、遊び場にしていた空き地で柴犬ほどもある巨大なバッタを発見した。
3人がかりで捕まえようとしたがバッタは俊敏で、結局一人がつかんでいた脚を残してどこかへ行ってしまった。
その後3人は「戦利品」を持って学校に行き、その大きさから間違いなく新種であろうと判断した担任の教師が
地元の大学に相談、脚は大学で鑑定を待つことになった。しかしその1週間後、大学の研究者と役場の職員が
学校を訪れ、例の『新種』のバッタが単なるトノサマバッタであったことを説明した上で、絶対にこのことを
口外せぬよう念を押して帰って行ったという。ちなみにその村の名は、東海村という。
- 430 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/10(月) 17:05:48 ID:La/L/0Xe0
- 1958年、西ドイツの脳学者ルドルフ・ソレイリーは7件の「間接的殺人」の罪で逮捕された。
ソレイリーは音楽が人間の脳や心理に与える影響を長年研究し、その集大成として、聴いた人間が
「『自分が最もやってはいけないと考えること』をやらずにはいられなくなる」音楽を作曲し、
4人の友人に聴かせたのだ。その結果、一人は妻子を撃ち殺し、一人は妹を強姦した上殺害、
そして全員が自殺してしまったという。当時ノーベル賞に最も近い人物とされ、温厚で聡明な
学者であったというソレイリーが何故そんなことをしたのかと疑問の声は数多く上がったが、
彼自身もその曲を聴いていたのだから仕方ないことだろう。
信じようと、信じまいと─
- 437 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/12(水) 01:39:01 ID:YCWha1kJ0
- 信じようと、信じまいと─
NASAの宇宙開発にはさまざまな噂が流れており、例を一つ挙げる。
ある年の十二月ごろに行われたフライトで、上空にいる宇宙飛行士から奇妙なメッセージが届いた。
北極のほうへ何か物体が飛んでおり、更に信号を送ってきていると言うのだ。
管制局へ送られたその信号は、まるでクリスマスの音楽のようだったというのだが…
信じようと、信じまいと─
- 443 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/15(土) 02:18:59 ID:6r8ohT1e0
- 信じようと信じまいと―
東北自動車道の上り、五箇山IC-白川郷IC間で10年ほど前に人を撥ねたと思われる事故が発生した。
思われる、というのは被害者が発見されなかった為だが、この事故には他にも奇妙な点が幾つかある。
事故発生地点の周囲に血が飛び散っておらず、また周囲に集落は無い為どこから来たかも分からない。
では何故動物ではなく人を撥ねたと特定したのか?それはフロントガラスに残る手形があったからである。
- 444 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/15(土) 02:19:31 ID:6r8ohT1e0
- 信じようと信じまいと―
享保12年、三河の国須田村に住んでいた木下仁左衛門は尾張の国へと旅する途中に奇妙な光景を目撃した。
山と山を繋ぐような形で天上に架かる橋のような物があり、その上を数多の光が右へ左へと流れているのだ。
半里程まで近付くとその橋や光は消えてしまったが、仁左衛門は自分の地図に印を付け後世へと残す事にした。
地図に残るその地点には現在、愛知万博前に完成した東海環状自動車道の高架が掛かっている。
- 445 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/15(土) 02:21:13 ID:6r8ohT1e0
- 信じようと信じまいと―
愛媛県松山市を出発した観光バスが、途中一度だけPAで休憩をして高知県の足摺岬へと到着した。
観光客らは穏やかな風景を写真に収め、また灯台を背景に集合写真を撮って松山市へと戻った。
ところが出発したその日は午後から強風が吹き荒れ、海は大荒れで灯台付近は大変危険だったという。
では彼らが写した穏やかな海はいったい何処の風景だったのだろうか?
- 446 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/15(土) 02:21:42 ID:6r8ohT1e0
- 信じようと信じまいと―
所謂「逢魔が刻」と呼ばれる時間帯に十字路の中央を通る時は、決して「はい」と言ったり頷いたりしてはならない。
何故ならその時間帯は、悪魔が道行く人へ様々な契約へ誘惑しようと始終何事か囁いている為である。
感受性の高い人ほど聞こえるらしく、歴史上の偉大な芸術家や作家にも知らずに契約してしまった人は多い。
彼らは現世で大いなる名誉と作品を世に残したが、死後待ち受ける運命を知ったらどうなっていただろうか……
- 447 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/15(土) 02:22:13 ID:6r8ohT1e0
- 信じようと信じまいと―
佐田村に住んでいた樵の信五郎はある朝山に入ったまま帰らず、翌朝山の中腹で死体となって見つかった。
なにやら猛烈な力で岩に叩きつけられたらしく、全身の骨が砕け見るも無残な有様であったという。
信五郎の鉞は7間程も離れた場所にあり、間に通ったような跡も無い事からそれだけ跳ね飛ばされた事になる。
村人達は山の主が怒り、猪となって撥ね殺したのだと考え、彼が切ろうとしていた木を御神木として祀る様になった。
信じようと信じまいと―
- 449 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/15(土) 10:23:20 ID:hhYnbx4Y0
- 信じようと信じまいと─
静岡県にある某老人会のメンバー23人を乗せた観光バスが、県内ある陶芸工房に行く途中で行方不明になった。
目撃者もなく、事故の痕跡もない。忽然と姿を消したとしか思えなかったのだが、5日後に県境の山中でバスが発見された。
運転手や老人会のメンバーも無事に保護され、警察が事情を聞いたのだが、老人達は「楽しかったねぇ」と笑い合うばかり。
一方、運転手は「話したくない」と震え上がり黙したまま。5日の間、何が起きたのか今でも不明のままである。
- 450 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/15(土) 10:35:19 ID:hhYnbx4Y0
- 信じようと信じまいと─
アメリカの航空会社が所有するジェット旅客機が、乗客乗員41名を乗せて飛行していると、異音が響いた。
最初は小さい音だったのが、段々大きくなり、最終的には機体全体を締め上げるかのような軋む音になったのだ。
誰もが事故が起きたと思って死を覚悟した。しかし旅客機は失速する事も空中分解する事もなく無事に目的地に到着。
出発時には確かになかったはずの「I am here!」という落書きが、機体に大きくペンキで殴り書きしてあったことを除いては。
- 464 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/17(月) 23:02:55 ID:4w2qmczy0
- 信じようと信じまいと─
イマジナリーフレンド――「空想上の友人」という言葉がある。
1979年のこと。ノースカロライナの田舎町に住むエルマという10歳の少女にも小さい頃から遊んでいた『リンダ』という
空想上の友人がいたのだが、娘を心配した母親がある日リンダと遊ぶことを禁止してしまった。その日彼女は寝る前に、
「リンダが怒って離れてくれないの」と訴えたと言うが、母親は気にもとめなかった。
翌朝、エルマはベッドの中で「自分自身の手で首を絞めたとしか思えない」窒息死体となって発見された。
- 465 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/17(月) 23:04:19 ID:4w2qmczy0
- 信じようと信じまいと─
中日ドラゴンズは政変が起こる年に優勝し、優勝する年にはろくな事がないといわれている。
1954年:第五福竜丸被爆事件発生 青函連絡船洞爺丸沈没事故(死者・行方不明者1139人)
1974年:選挙で田中角栄内閣が大敗 伊豆半島沖地震発生 静岡で続雨量は508mm、死者27名を出した「七夕豪雨」が起こる。
1982年:中曽根康弘内閣発足 ホテルニュージャパン火災 日航350便「逆噴射」事故
1988年:リクルート事件が表面化 ラニーニャ現象で日本を含め世界中が異常気象に見舞われる 十勝岳噴火もこの年
1999年:自自連立の小渕恵三内閣発足 全日空61便ハイジャック事件 東海村JCO臨界事故発生
2004年:鳥インフルエンザ大流行 中国の反日運動激化 新潟中越沖地震発生 スマトラ沖地震もこの年
2006年:安倍晋三内閣発足 耐震偽装問題 ライブドアショック ちなみに日本沈没が始まるのは2006年からという設定
そして昨年、は言わずもがなであろう。
- 466 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/17(月) 23:05:13 ID:4w2qmczy0
- 信じようと信じまいと─
ホワイトハウスとコーラの話。コカコーラが民主党の支持母体の一つであり、ペプシコーラの筆頭株主が
共和党支持者であることから、そのとき政権を担っている政党によってアメリカ全体のコーラ販売シェアが変わるという。
ただ、コカコーラの筆頭株主バークシャー・ハサウェイ社の次期トップと目されるビル・ホープ氏は共和党の
有力支持者の一人であり、このバランスが崩れかねないと一部で懸念されている。
- 467 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/17(月) 23:11:17 ID:4w2qmczy0
- 信じようと信じまいと─
ロシアの医学者ウラジミル・ソロフは25歳の時、大きなフリーザーを所有していた友人の医師に冷凍した2000ccの自分の血液を預けておいた。
20年後、45歳になったソロフは友人から受け取った血液を解凍、自身に輸血した。その成果を彼は姪に宛てた手紙で次のように書いている。
「私の考えは正しかった。若い血液は身体さえも若返らせた。聴覚は鋭くなり心なしか体毛など昔以上に濃く、男らしくなった気がする」
ただ、ソロフは知らなかった。友人が彼の血を「実験用マウスの血液」だと思いこみ動物実験のために失敬し、その後ご丁寧に本当のマウスの血を
注ぎ足していたことを。本来なら尋常ならぬ拒否反応を起こすはずのその血液は何故だかソロフの体内ですっきりと馴染み、彼の身体を変えていった。
ソロフに関する情報はこの後ぱたりと記録から消える。輸血実験によって死亡したのだろうが、本当のところは誰も知らない。
- 468 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/17(月) 23:11:57 ID:4w2qmczy0
- 信じようと信じまいと─
1989年、バブル末期のこの年、奇妙な訴訟が起こった。
和歌山県のある小さな山を巡る裁判で、登記簿上の所有者である地元企業に訴え出たその農業を営む男性は、
ある法律を盾に土地の所有権を主張、最高裁まで争ったこの裁判は最終的に原告の勝訴で幕を閉じた。
その法律とは墾田永年私財法。過去に一度も明示的に廃止された形跡がないことが判決の根拠となった。
- 469 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/17(月) 23:12:38 ID:4w2qmczy0
- 信じようと信じまいと─
フォン・フリッシュの発見したミツバチのダンスを例に挙げるまでもなく、昆虫は高次なコミュニケーション能力を
有しているとされる。自宅に大量発生したゴキブリに業を煮やした群馬県の主婦が粘着式駆除器を使用したところ、
捕獲されたゴキブリのうち数匹が「鈴虫のような羽音」を発したかと思うと、次の瞬間全てのゴキブリが一斉に
羽ばたき駆除器ごと飛び去っていったという話が1982年の「サイエンスライフ」誌に実話として掲載されている。
- 470 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/17(月) 23:14:06 ID:4w2qmczy0
- 信じようと信じまいと─
現在、日本にスピード写真ボックスはF社の物しか存在しない。何故、このような独占状態が続いているのか。
あるカメラフィルム大手の企業は、同じ物を自分たちで作ろうとすると技術コスト的に1000円以上の価格でないと
儲けが出せず、700円前後の価格でサービスを提供しているF社との競合は不可能であるからだという。
では何故F社のスピード写真は低価格なのか?実はF社は警視庁と提携を結んでおり、警視庁が価格の一部を負担する
形で利用者の撮影データを買い取っているのだ。撮影ブースからインターネット回線で送られているこのデータは
広く犯罪捜査に役立てられているという。
- 471 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/17(月) 23:15:06 ID:4w2qmczy0
- 信じようと信じまいと─
戦後、旧日本軍の資産を没収しGHQが管理下に置いた所謂「M資金」。この名称については「GHQ経済科学局局長
ウィリアム・マーカット少将の名の頭文字に由来する」と語られることが多いが、もし資産取引の場でこのような
説明を受けたなら、それは間違いなく信用詐欺だ。M資金のMとは、旧日本軍が秘密裏に発掘し軍資金とした「埋蔵金」の
Mであり、徳川氏の本姓「松平」のMなのである。どおりで糸井重里がいくら頑張っても見つからなかったわけで
現在サンフランシスコ条約の締結により一部返還された「本当の」M資金は有事に備え旧四財閥で分割保管されている。
- 472 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/17(月) 23:16:20 ID:4w2qmczy0
- 旧日本軍がらみでもう一つ。
東京裁判の正当性・公平性については未だに日本を中心に議論が続いているが、次のようなエピソードがある。
ある満州の強制収容所の所長は、捕虜の健康を考えゴボウなどの根菜を使った料理を作らせたために、
「木の根を捕虜に食べさせた」と証言され捕虜に対する虐待の罪で終身刑となった。また、朝鮮総督府の司令官の
一人は「朝鮮の地を征服するため、全国の名山に鉄杭を打ち込んで地脈を断ち切ることを指示した」罪で裁かれた。
判事たちは風水思想に基づくアジア人の心証を考え有罪とし、その司令官を絞首台に送った。
「あれはただの測量器具だ」という彼の訴えは最後まで無視された。
信じようと信じまいと─
- 479 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/20(木) 07:58:45 ID:CVA1s2j10
- 信じようと信じまいと─
1985年2月。アメリカの航空保険会社が共同で、過去10年に起きた航空機事故の調査報告をまとめた。
それによると「行方不明」が全体の0.4%を占めておリ、その原因を「何かと衝突した」としている。
報告書では、偶然発生した「プラズマ雲」に飛び込んでしまい、跡形もなく溶けて蒸発してしまったのではないかと仮説している。
貴方が飛行機に乗る際は、目的地までの天候をチェックしておいた方がいいかもしれない。
- 480 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/20(木) 08:14:12 ID:CVA1s2j10
- 信じようと信じまいと─
公式な「海難事故」として認められてはいない事故というのは、年に何件か発生するものらしい。
1933年に大西洋上で起きたフランスの輸送船「グレーテル号」の「転落事故」も、そのうちの1つである。
生存者の証言によると、突然「グレーテル号」の真下に直径30mの穴が開いて「転落」してしまったのだという。
何らかの原因で海底から発生した「巨大な泡」の上に乗り、泡がはじけてしまったのが原因だろうといわれている。
- 481 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/20(木) 08:21:50 ID:CVA1s2j10
- 信じようと信じまいと─
2001年9月頃、山口県のとある踏切で衝突事故が発生した。
踏切を超えようとした普通車が列車と衝突した「らしい」のだ(車に乗っていた男性は即死)。
事故が起きた時刻に走る列車は存在せず、警報機も鳴っておらず、遮断機も上がっていた状態だった。
現場には大量の「SL列車の一部らしき破片」があったのだが、別の車による「当て逃げ」として処理されている。
- 485 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/21(金) 00:32:37 ID:wpnY6S8YO
- 信じようと、信じまいと―
2001年の春の始め頃、愛知県T市の中学校に仲原新一郎という男子生徒が入学した。
彼は入学後すぐに同級生の女の子に悪質なイジメをし、彼女を不登校にまで追いやった。
数年後、そのような事など記憶にもなくなった新一郎は、車に乗車中に事故をおこし、彼は一時意識不明の重体に陥った。
彼が乗っていた車のナンバーは『31-03』……中学時代に彼がいじめていた女の子の名は『さとみ』であった。
- 487 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/21(金) 10:50:44 ID:J0gOyCFH0
- 信じようと信じまいと―
ある建設現場で働く中年の男は、大食漢でありながら一向に太る気配が無いと周囲の同僚に羨ましがられていた。
しかし当人は食べていないと不安だと周囲に漏らし、現に食事となると何かに憑かれたかの様に大量に食べる。
不審に思った同僚の一人が本人に聞いてみると、男はうんざりしながら「毎日食べても減っていくんだ」とだけ答えた。
ある日、この男がビル屋上に設置されたクレーンの下側へ貼り付く様にして発見された。まるで墜落死体の様に。
- 488 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/21(金) 10:51:05 ID:J0gOyCFH0
- 信じようと信じまいと―
ある朝男が出勤中、ひったくりにバッグを持っていかれた。仕方なく銀行へ向おうとすると車が盗まれていた。
警察へ2つの事件を連絡して銀行へ向い預金を下ろしていると、強盗によって下ろした金まで全て奪われた。
前の2件と合わせて事情聴取の為警察へ向うと、警官に扮した詐欺師に免許証と保険証を騙し盗られた。
これらは1992年、欧州各国で少なくとも同時に20の都市で同時に発生した事件である。
- 489 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/21(金) 10:51:30 ID:J0gOyCFH0
- 信じようと信じまいと―
「合わせ鏡」をご存知だろうか?二枚の鏡を向かい合わせに並べて互いに鏡像を映し合ったものである。
ある大学教授が何人かの学生に、合わせ鏡の間に入り幾つ先の鏡像まで数えられるかの実験を行った。
実験初日、学生達は揃って「20人程度まで、それから先は明日試せばもっと分かるはず」と報告した。
しかし翌日教授と学生は行方不明となり、ラボからは背中合わせに並べられた二枚の鏡だけが見つかった。
- 490 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/21(金) 10:53:42 ID:J0gOyCFH0
- 信じようと信じまいと―
ある年の2月29日午前10時、貧乏な少年が街を歩いていると、親切な男性が20ドル紙幣を1枚彼に手渡した。
少年は20ドルでまず腹一杯の食事をし、新しい服と靴を買い、新聞配達のアルバイトに就く事が出来た。
彼は必死に働き、アルバイトから正社員として登用され、やがて支店を一つ任せられるほどの地位を手に入れた。
ある年の2月29日午前10時、彼は街で貧乏な少年が歩いているのを見て、20ドル紙幣を1枚彼に手渡した。
- 491 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/21(金) 10:54:08 ID:J0gOyCFH0
- 信じようと信じまいと―
ある廃村の小さな病院跡から、そこに勤めていた医者が書いたと思われる村人達のカルテが多数発見された。
残っていた別の資料と照合した結果、死亡した村人が全員検死解剖されている事が発覚して問題になりかけたが、
「右胸内腔圧減衰症」や「表膜生成不全」等の意味不明な病状が記載されていた為、イタズラとして処理された。
しかし不思議な事に、この廃村からは墓地やそれに類する遺体の収容施設が発見されなかったという。
信じようと信じまいと―
- 506 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/28(金) 15:06:52 ID:WEC7l/yX0
- 信じようと信じまいと―
ある日、バージニア州に住むマイク=コンウェイは「自分の念力で飛行機を消してしまった」と地元警察に駆け込んだ。
仕事上のトラブルで苛ついていた彼が、飛んでいたセスナに「消えてしまえ!」と念じた所本当に消えてしまったと言うのだ。
警察は冗談半分にその日バージニア州上空を飛んだ全ての航空機に付いて調査したが、何の問題も発見されなかった。
しかし彼が「消した」という時刻、カンサス州で一機のセスナが消息を絶ち、未だに何の痕跡も発見されていない。
- 507 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/28(金) 15:07:38 ID:WEC7l/yX0
- 信じようと信じまいと―
ロンドン在住のアルフレッド=バーグマンが遺した2005年の日記には、彼が体験した奇妙な出来事が記されていた。
ヒースロー空港へ向うAF1170便に搭乗していた彼は、着陸15分前に森の上を飛行する奇妙な物体を発見した。
滑るように飛行していたそれは牛よりも小さく、非常に遅い速度で飛んでいるらしくすぐ見えなくなってしまった。
日記にはその物体の詳細は書かれていないが、「箒に跨った人物というのが最も近い」と日記には記されていた。
- 508 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/28(金) 15:08:19 ID:WEC7l/yX0
- 信じようと信じまいと―
南太平洋のとある島にある小さな空港では、「航空機らしき物体による空中衝突」が毎年3〜4件の割合で報告されている。
レーダーで表示される2つの光点の座標が一致してしまうという現象なのだが、何度レーダーを交換しても同じ事が起こる。
先に航空機"らしき"と書かれたのは理由があり、北から着陸の為に進入する機体に対して何かが東から合流してくるのだ。
島の東北東約25kmで発生し、レーダーにのみ映る何かは、目撃証言が一切無い為その正体は謎のままである。
- 509 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/28(金) 15:10:46 ID:WEC7l/yX0
- 信じようと信じまいと―
群馬県在住の住友さんは、ルーマニアへと旅行へ出掛けた。途中パリで乗り換えたが、時間が無く走って飛行機へ駆け込んだ。
その時の事を「小さな空港で、冬なのに暑くてやけに息苦しかった」と友人に語った所、それがパリの空港な筈が無いと指摘された。
不思議に思った住友さんがチケットの半券を調べたが、間違い無くパリを経由してルーマニアのティミショアラへと向うチケットである。
次にパスポートに押されたスタンプを調べた所、往復共に何故かメキシコのアグアスカリエンテス空港のスタンプが押されていた。
- 510 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/28(金) 15:11:43 ID:WEC7l/yX0
- 信じようと信じまいと―
ネバダ州で訓練飛行中だったラザラス=リンチは、エンジントラブルの為に荒野の真っ只中への不時着を余儀なくされた。
着陸のショックで重傷を負った彼は必死の思いで地面に大きくSOSを書き、乗ってきた機体の中へ戻った所で意識を失った。
救助隊のヘリの中で意識を取り戻した彼は、隊員に祝福されながらも「あれはお前がやったのか?」と奇妙な質問を受けた。
隊員に促されるまま地上へと目を向けた彼が見たのは、直径2kmはあろうかというOを中心としたSOSの文字であった。
信じようと信じまいと―
- 516 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/02(水) 23:40:00 ID:W/dOqmg40
- 信じようと信じまいと―
インドの少数民族であるマンダ族には不思議な言い伝えが残っている。
「洗礼者ヨハネが水瓶の時代の終わりに再来する。彼はその時神の子イエスを、」
続きが非常に気になるが、言い伝えはこのように唐突な尻切れトンボで終わっている。
いったいその時、ヨハネがイエスに何をするのかは、地元の古老にも分からないと言うが、とにかく何かは起こる、という。
- 519 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/03(木) 11:16:02 ID:JlWjmq4Z0
- 信じようと信じまいと―
2007年、大学生のMさんは近所の紀伊國屋書店で新刊の小説を買った。
全て読み終えてふと後ろの見返しをみると、そこになぜか蔵書印があった。
それは1999年になくなった時に処分されたはずのMさんの祖父の蔵書印だった。
その小説の作者がデビューしたのは2003年であり、なぜその小説に蔵書印があったのかは不明である。
- 524 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/04(金) 00:40:02 ID:opUn4jbg0
- 信じようと信じまいと―
I県のY山では古くから胡桃が名産として知られていたが、
蒲藪と呼ばれる土地からだけは胡桃を取ってはならないという風習があった。
しかし近年その風習も忘れられ蒲藪の胡桃も収穫されるようになったが、
蒲藪の胡桃の中からは時々骨のような欠片が出てくるという。
- 525 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/04(金) 14:17:25 ID:E3Iv31/H0
- 信じようと信じまいと―
島根県のある村では数年に一度白いカラスが発見され、その度に発見した事を記録する一族へ知らせていたという。
ある年、村を訪れた男は白いカラスを発見したが、風習を知らされていなかった為に知らせる事無くその村を後にした。
翌年その男が村を訪れた所、何故か古ぼけた廃村となっており、全ての建物の玄関には白羽の矢が刺さっていた。
結局村の住人が何処へ行ったかは不明であり、村を捜索した男が発見したのは冒頭にある記録だけであった。
- 526 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/04(金) 14:18:02 ID:E3Iv31/H0
- 信じようと信じまいと―
蝶の渡りをご存知だろうか?季節に応じて蝶が生息域を移動するもので、種によっては実に2000kmもの距離を移動する。
1992年、エレバス山の登頂に挑戦したノルウェーのチームは、大規模なアサギマダラの群れが飛んでいるのを発見した。
吹き荒れるブリザードの流れへ巧みに身を任せ、猛烈な速度で南へ向って行った為にすぐ見えなくなってしまったという。
アサギマダラの渡りについては近年データ拡大が続いているが、南極圏での飛行記録は未だにこの目撃証言のみである。
- 527 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/04(金) 14:18:40 ID:E3Iv31/H0
- 信じようと信じまいと―
人を殺したとして豚が裁判に掛けられた、という事例に代表されるように人間以外を被疑者として行われた裁判は数多い。
1918年のアメリカ、ワシントン州において「男児を拉致した後に殺害した」という罪で「住所不定・無職の鳩」が起訴された。
殺害された男児の母親は証言台に立ち「息子は鳩に付き纏われており、何をされるのかと始終不安がっていた」と証言した。
判決は有罪となりこの鳩は死刑となったが、鳩は「自ら電気椅子に座り、刑に処される瞬間は目を閉じた」と記録されている。
- 528 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/04(金) 14:20:41 ID:E3Iv31/H0
- 信じようと信じまいと―
南米チリのパタゴニア地方にある洞窟から、ヒトをモチーフとして紀元前800年頃に描かれたとみられる壁画が発見された。
洞窟とその周囲から石器や食事跡等は発見されなかったが、トキ科と思われる大型の鳥が洞窟内に埋葬されていた。
遥か昔に絶滅した種であるこの鳥は保存状態が極めて良く、何故埋葬される対象となったのか現在も研究が進められている。
尚、壁画は木が炭化した物を用いて描かれているが、鳥の翼端にも同じ組成の物質が付着していた事も謎を深めている。
- 529 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/04(金) 14:23:26 ID:E3Iv31/H0
- 信じようと信じまいと―
中央アフリカのある部族では、装飾を施された巨大な鳥の大腿骨を族長が祭礼の際に用いる杖として代々伝えられている。
その骨はあまりにサイズが大きい為、研究家達は鳥ではなくゾウやサイの骨だと考えたが、それらとも一致しなかった。
しかし近年、イギリスの生物学者が僅かなサンプルを持ち帰りDNA検査を行った結果、ジャイアント・モアの骨であると判明した。
現地の部族では杖を「マァル」と呼び、世界を創った大いなる存在が族長を決める際に地上へ投げて寄越したと伝えられている。
信じようと信じまいと―
- 536 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/11(金) 13:16:21 ID:7VwPukN90
- 信じようと信じまいと―
ある日の午前3時頃、トラックの運転手が東名高速を登り方向へと運転しながら渋滞情報を聞いていた。
すると、トンネルを抜けた所で午前4時に海老名SA付近で事故が発生、渋滞しているとの情報が流れた。
驚いた運転手は時計を確認したが、午前3時を指している。別のトラックへ無線で確認しても答えは同じだ。
時刻を気にしながら運転していた男は、海老名SA付近で追突事故を起した。時刻は午前4時だった。
- 537 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/11(金) 13:17:01 ID:7VwPukN90
- 信じようと信じまいと―
ある男が自室のカレンダーをめくり、3月1日に丸を付けた。しかし捲ったのが2枚だったので4月に丸が付いた。
特に修正をせずに過ごしていた男は、11日に車に撥ねられ路上を10mも転がった。しかし男は無傷であった。
なんという幸運だと男が上機嫌で家に帰るとカレンダーが落ちていた。男は丸の付いた4月を表にして貼りなおした。
翌月の11日、男は突然襲われた激しい痛みに意識を失った。検査の結果、男は全身打撲の大怪我を負っていた。
- 538 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/11(金) 13:17:36 ID:7VwPukN90
- 信じようと信じまいと―
イラクのある都市で盗みを働いていた兄弟は、ある日警察に追われカタコンベの奥深くへと逃げ込んだ。
なんとか追っ手を撒いて兄弟が休憩していると、突然カタコンベの奥から轟音が響き砂煙が視界を覆った。
弟は砂煙で視界を奪われ何も見えなかったが、兄は「お前は誰だ!」と叫び何処かへ走り出した。
次の瞬間轟音も砂煙も突然消え、後に残されたのは弟と兄が手にしていたはずのナイフだけであった。
- 539 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/11(金) 13:18:17 ID:7VwPukN90
- 信じようと信じまいと―
安政江戸地震は1855年に発生した記録的な地震であるが、これは当時ある酒造家で起こった事件である。
夜更けに地面の揺れを感じた家の主は飛び起き、家人3名を叩き起すと地下にあった麹室へと駆け込んだ。
地下室は激しい揺れに襲われ崩れてしまったが、主と家人3名は早期に掘り出され奇跡的な生還を果した。
しかし、一緒に掘り出された風変わりな服を着た浅黒い男の遺体は、身元不明の無縁仏として埋葬された。
- 540 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/11(金) 13:18:50 ID:7VwPukN90
- 信じようと信じまいと―
ある精神科医が友人から、ひどい不眠症で悩んでいると相談を受けた。友人は憔悴し、今にも倒れそうだ。
しかし友人の話によると眠れないのではなく、翌日とそっくり同じ夢を見て、寝ているのに全く休まらない。
今朝などは、此処へ来てドアを開け……そう語った瞬間、突然ドアが開き友人そっくりの男が入ってきた。
友人と男は互いに顔を見合わせ驚愕の表情を浮かべ、精神科医の目の前で煙のように消えてしまった。
信じようと信じまいと―
- 546 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/12(土) 23:08:44 ID:jzpTT8WL0
- 信じようと信じまいと──
中国福建省に住む胡峰林氏(仮名、75歳)は、60歳を過ぎてのち、ほぼ1年に1歳のペースで肉体が若返っている。
当初は目立たなかったが、70歳に至り明らかに外見が変容したことから精密検査を行った結果、若返りが発覚した。
このまま若返り続けた場合の結果を周囲は案じているが、
「あと40年ちょい寿命があると思えばむしろ気楽なもんだ」と当人は笑っているという。
信じようと信じまいと──
- 549 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/13(日) 21:01:36 ID:cGkFQt7n0
- 信じようと信じまいと―
NASAの内部情報によれば、アメリカの偵察衛星や気象衛星が南米のジャングル地帯や
ロシアのツンドラ地帯を飛行する際に撮影し地球へ送ってくる画像、しかも夜間に限って
「その地域には存在しない、東京やNYのようなネオンに溢れる巨大都市」を撮影するケースがある。
科学者や技術者らは、衛星の撮影機械を徹底的に調べたが異常はない。首をひねるばかりである
信じようと信じまいと―
- 558 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/15(火) 06:08:58 ID:OT5ftXHb0
信じようと信じまいと―
英国のストックポートに位置するとあるデパートで、1972年から1980年にかけて
マネキン人形が月に数体増えるという不思議な現象が発生した。
当初はゴシップ誌やテレビ局が騒ぎ立てたが、大衆がその話題に飽きたころには収束していった。
マネキンが増えた数とその日時が、ストックポートにおける死者数とその死亡日時と完全に一致していることに
市役所役員が気づいたのは、英国市民が件のゴシップ話を忘れ去ってからずいぶん後の話である。
- 563 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/15(火) 17:12:55 ID:S/rvtl+aO
信じようと信じまいと
九州のある町の露天堀で遊んでいた子供が一人行方不明になった
幸いにして、少年は数日後に発見されたが
その場所は今は使われていないはずの炭鉱の吸気のための人工島だった
少年はヘルメットを被った男性と数日間一緒だったという
信じようと信じまいと
- 574 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/18(金) 10:39:20 ID:lRfCTgy60
- 信じようと信じまいと―
アメリカのある町に住む男は狩猟を趣味としており、居間には大きな牡鹿の首が剥製にして掛けてあった。
男は何人もの友人を家に招き、この自慢の剥製を見せてはその時の武勇譚を語って聞かせていたが、
ある日に友人の一人が、男の隙を見て剥製に「俺は生きているぞ!」とナイフで刻み込むという悪戯をした。
翌日、男の家は瓦礫の山と化していた。なんとか生き残った男は「巨大な鹿が暴れ回った」と語ったという。
- 575 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/18(金) 10:39:54 ID:lRfCTgy60
- 信じようと信じまいと―
セントヴィンセント/グレナディーン籍のLPGタンカーが大西洋を航行中、甲板に大きく衝撃音が響いた。
何事かと駆け付けた船員の目に飛び込んできたのは、体長15mを超えるダイオウイカの死骸であった。
腐敗が無い為死後間も無いと思われ、また何箇所か巨大な楔を打ち込んだような傷跡が見受けられた。
船員達は不審に思いつつも死骸をそのままには出来ず、船長の指示の元苦心して海へと投棄した。
- 576 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/18(金) 10:40:55 ID:lRfCTgy60
- 信じようと信じまいと―
ある酒場で、男が他の客とポーカーを始めた。その日の男は大変運が良く、数年ぶりに大勝利を収めた。
ところが客の一人は負けが込み過ぎて金が不足し、これで頼むと見事なセイウチの牙を男に手渡した。
男は上機嫌で家路に着いたが、帰り際に先程の客が背を丸めて海中へと歩いて行く姿を目撃した。
慌てて止めようとした男の目の前で、客は牙の欠けたセイウチに姿を変えて夜の海へと消えて行った。
- 577 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/18(金) 10:41:54 ID:lRfCTgy60
- 信じようと信じまいと―
北大西洋に浮かぶポルトガル領アゾレス諸島では、上空を通過する巨大鳥が度々目撃されているという。
特にポルトガルの最高峰火山を有するピコ島での目撃例が多く、実際に山を調査した学者も居るほどだ。
しかし調査結果は巨大鳥の存在を否定するばかりであり、営巣どころか羽根の一枚も発見されなかった。
ただ、山頂付近で大量に発見されたメラニン色素とキチン質の名残については、現在研究が続いている。
- 578 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/18(金) 10:42:25 ID:lRfCTgy60
- 信じようと信じまいと―
ある猟師が、巨大な首の剥製を小脇に抱えて酒場へやってきた。主人が何事かと猟師に尋ねると、
確かに撃つ前は生きた鹿だった、歩いている姿も見ている、しかし撃ったら剥製だったのだという。
全く訳が分からない、と混乱して頭を抱えている猟師を尻目に剥製を彼方此方調べていた主人は、
案外これの所為かもな、と首筋を指して見せた。そこには「私は生きている!」と刃物で刻まれていた。
信じようと信じまいと―
- 579 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/18(金) 14:33:16 ID:p1vhwMwJ0
- 信じようと、信じまいと―
1990年代ロシアで、天使に未来の出来事が書いてある手帳をもらったという女性がいた。
未来の多くの出来事を当て、テレビにも取り上げられた彼女だが、数年後に突然死。
葬儀の際に、彼女の遺品が整理され、中には未来の出来事書いてある手帳もあった。
しかし、手帳は最後のページに「2025」と書いてある以外はすべて白紙だったという。
信じようと、信じまいと―
- 580 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/18(金) 21:38:45 ID:mx5CUG720
- 信じようと、信じまいと―
フィリピンの都市で警官が少女に助けを求められた。見えない何かに噛付かれると。
体には無数の歯形があり、警官の前で体に新たな歯形か浮かび上がるが手をかざしても何もない。
病院で医師の治療中にも新たな歯形は増し、警官も医師も手の打ち様がなく痛みで泣き叫ぶ少女を
見ているしかなかったが、しばらくするとその現象は止まりそのまま二度と現れなかった。
信じようと、信じまいと−
- 591 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/21(月) 23:24:47 ID:THkvcsLH0
- 信じようと、信じまいと―
文化十年六月十一日、その三ヶ月前から原因不明の腹痛で寝込んでいた江戸本郷丸山の高橋某という侍が、
手当ての甲斐もなく亡くなった。死の直前、高橋某の腹は水死体のように膨れ上がり、異臭を放っていた。
腹を開いてみたところ、中からは大量の脂と、背中が黒、腹が白、小さな二本足を持った鰻のような生き物が出て来た。
その生き物の上半身は、何かに食いちぎられたかのように失われていたと言う。
- 592 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/21(月) 23:26:06 ID:THkvcsLH0
- 信じようと、信じまいと―
1904年の聖燭祭の朝、カーディフに住んでいたイヴァン・ゴスは、瞼の上に小さな吹き出物を発見した。
それから数ヶ月の間、吹き出物は徐々に肥大し続け、ついには右の瞼が開かないまでになった。
病院に行く金のなかったイヴァンは自ら剃刀で吹き出物に穴を開けたが、中からはワインのように芳しい匂いの液体が吹き出して来た。
イヴァンはそれを舐めてみたが、身体に別状はなく、大変美味だったと言う。彼はその後102歳まで生きた。
- 602 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/24(木) 12:08:57 ID:T5DmMTH/0
- 信じようと、信じまいと―
京都市左京区に曼殊院という寺があり、年に一度、幽霊画を公開するので有名である。
公開時は多数の参拝客が訪れ、寺は公開時に近くの大学からアルバイトを募る。
だが、そのアルバイトの勤務時間は参拝客が多い昼ではなく夜間だというのだ。
そして、そのアルバイトを終えた者は決まって言う「寺には二度と近づきたくない」と。
信じようと、信じまいと―
- 603 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/24(木) 12:09:46 ID:T5DmMTH/0
- 信じようと、信じまいと―
15世紀、今のチェコ周辺に瞬間移動を自在に行う少年がいた。橋がない川を瞬時に渡り町人に羨まれていた。
少年が瞬間移動を行う際には、妙な霞か霧のようなものが少年を包み込み、それが晴れる頃には少年は消えていた。
ある日、いつものように川を渡ろうとしていた時の事。霧が少年を包み込む間際、足下を突風が吹き少年の足が露わになった。
後日、下流の町で、足のない少年の溺死体が上がったとの噂がある。
信じようと、信じまいと―
- 604 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/24(木) 12:10:20 ID:T5DmMTH/0
- 信じようと、信じまいと―
1754年の冬、ポルトガルで彗星が多く見られたという。特に青白い彗星が多かった。
科学の進んでいなかった当時、彗星は凶事の前兆として恐れられていた。
現に翌年、M8.5と推測されるほどの大地震、そして大津波が起こり、死亡した人は5万人を数えた。
そして、2003年の冬、インドネシアをはじめとする東南アジア南部周辺で青白い彗星が多く見られたという。
信じようと、信じまいと―
- 611 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/25(金) 13:53:45 ID:pqEJweeQ0
- 信じようと信じまいと―
2005年9月、ペルーの探検家がアマゾン奥地で体長14mに及ぶ巨大なワニの化石を発見した。
この情報は直ちに世界中へ配信されたが、同時に発見された別の化石は載せられなかった。
探検家が「泥の堆積跡」だとして処理した為で、現在も特に調査されず放置されたままである。
「泥の堆積跡」とされたその化石は、ワニの化石を胃袋に収めた巨大な蛇の様にも見えたという。
- 612 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/25(金) 13:54:18 ID:pqEJweeQ0
- 信じようと信じまいと―
ウズベキスタンはフェルガナ州のある村には、右回りでは周囲を回る事が出来ない小屋があった。
左回りでは何の問題も無いのだが、右回りだと角を何度曲がっても小屋の正面へは戻れないのだ。
1986年、ある男が本当に何度曲がっても戻れないのか確認すると友人に言って小屋へと向った。
男はそれ以降消息を絶っていたが、1992年に小屋が取り壊された際、白骨化した姿で発見された。
- 613 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/25(金) 13:54:47 ID:pqEJweeQ0
- 信じようと信じまいと―
島根県在住の斉藤氏は死の間際、古くからの友人に幼少の頃の不思議な体験を語って聞かせた。
32年前まだ10歳だった氏は、山奥で古い塚が傾いているのを発見し、面白半分に倒してしまった。
すると転がった塚は周りの石に当たり、誰かが刻んだかの様に「四十二」と側面に傷が付いたという。
氏は二度と近付かなかったその場所を友人に伝え、気付くのが遅すぎたがきちんと直す様にと頼んだ。
- 614 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/25(金) 13:55:21 ID:pqEJweeQ0
- 信じようと信じまいと―
中国は青海省のある村を訪れた若い男が、近くの山を一回りするのにいい道は無いかと村人に尋ねた。
村人達は皆遠回りになる広い道を使い、決して狭い方の道は使うなとその男へと何度も注意した。
不思議に思った男は一体何が起こるのかと狭い道を選んだが、特に何事も無く元の村へと戻ってきた。
男が顛末を村人へ話すと、村人は悲しそうな顔で男へ鏡を向けた。そこには年老いた男の姿が写っていた。
- 615 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/25(金) 13:56:43 ID:pqEJweeQ0
- 信じようと信じまいと―
ミズーリ州のある町で銀行強盗に失敗した男は、人質を取ったものの路上で警官隊に包囲されてしまった。
男は「さっさと車を用意しろ!」と真上へ拳銃を撃って警官隊を威嚇した後、人質の側頭部へ銃を突き付けた。
数分間の睨み合いの後、男が再び何か言おうとした瞬間、鈍い音と共に男は突然痙攣しその場へ倒れた。
検死の結果、男の頭頂部には弾痕があり、摘出された弾丸はその男の拳銃から発射された物だったという。
信じようと信じまいと―
- 623 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/26(土) 17:34:36 ID:QVPFfzea0
- 信じようと信じまいと―
古都・京都には多数の社寺建築物があり、その多くが古くからの由緒あるもので、見事な木造建築技術が駆使されている。
とある大学の教授陣が、ある宗派の国宝でもある五重塔を現代の建築技術で解析し、当時の建築技術を調査するプロジェクトを立ち上げた。
柱、梁、外壁、屋根、床、その材質、その構造計算、その他現代の技術を尽くして綿密な調査が何度も行われたが、教授陣が出した答えは
「構造上建立不可能」であった。 その五重塔は今年で築1058年目を迎えるという。
信じようと信じまいと―
- 631 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/27(日) 01:44:20 ID:wif8waWOO
- メラネシアのある島には、古くから伝わる非常に興味深い失われた祭に関する話がある。
失われたとは言っても、祭の最後の部分を除けば、今も行われている祭と変わりはない。
最後の部分とは、全行事が終わった後、天から神輿が舞い降りてくると言うものである。
島の女を一人連れ去る銀色で円盤形の“神輿”は、ある年から突然来なくなったという。
信じようと信じまいと―
- 632 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/27(日) 01:54:44 ID:wif8waWOO
- 信じようと信じまいと―
数年前、ロシアの国境付近の街で、ある男が中心となり、独立を求める運動が勃発した。
ロシア政府は当初、馬にのって活動を展開する、この運動を然程重要視していなかった。
が、指導者の名前が分かった途端、政府は多数の兵士を派遣し即座に指導者を殺害した。
ロシアとモンゴルの国境付近、チンギス・ハンが率いたこの運動は政府に揉み消された。
信じようと信じまいと―
- 633 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/27(日) 02:04:20 ID:wif8waWOO
- 信じようと信じまいと―
第二次大戦中、フィリピン等で日本軍が多数の陸上戦を展開したことは今や常識に近い。
しかし小隊の中に、一切の銃を使わずに相手を恐怖に陥れた隊の存在は知られていない。
その小隊は、背格好や服装までバラバラで、中には服も来ていないもの達もいたという。
凡そ人間に見えない容姿の者ばかりのその小隊は、軍内で「妖怪小隊」と呼ばれていた。
信じようと信じまいと―
- 634 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/27(日) 02:11:08 ID:wif8waWOO
- 信じようと信じまいと―
アフリカには未だ未開の地が多い。よって、まだ見つかっていない人種も当然だがいる。
アメリカの人類学者だったボス・ミケルマンは、自身の日記に、ある文章を残している。
内容は、アフリカ某国の奥地で小さい集落を見つけたが、すぐに逃げ帰ったというもの。
日記の最後には「あんな大きな目で、全身銀色の人間は見た事もない」と記されている。
信じようと信じまいと―
- 638 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/27(日) 16:47:50 ID:wif8waWOO
- 信じようと信じまいと―
スペインのある調査隊が西インド諸島の沖へ向けて、海底調査の為に航海へと出かけた。
調査を続けてしばらくすると、潜水艦からの映像に、不思議な岩の映像が写し出された。
岩には、所々に白い直線が引かれ、持ち帰った岩から、これが3000年前の物と判明した。
調査隊は、縦4km横1kmのこの岩の存在を「飛行場にしか見えない」と結論づけ黙殺した。
信じようと信じまいと―
- 645 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/28(月) 11:42:05 ID:xU6/p39x0
- 信じようと、信じまいと―
旧ソ連邦、現ウクライナに住む男がいた。彼の人生はとても数奇なものだった。
彼の年齢が奇数のぞろ目の年は良い事が、偶数のぞろ目の年は悪い事が起こった。
気付いたのは44歳、妻を交通事故で亡くした時。だが、彼は11年後の55歳の時に再婚する。
しかし、その結婚生活はおろか彼の人生も11後の1986年で幕を閉じた。ウクライナ、プリピャチに住んでいた男の話だ。
信じようと、信じまいと―
- 662 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/02(金) 14:03:11 ID:/4TC+r5H0
- 信じようと信じまいと―
イギリスのある町で、交差点を渡ろうとした男が信号無視の車に撥ねられるという事故が発生した。
撥ねられた男に外傷は無かったが、意識を失っていた為にすぐさま救急車によって病院へと運ばれた。
脳内出血を疑われた男がCTスキャンに掛けられると、なんと男は小脳を欠損している事が発覚した。
検査の結果、先天的に小脳を欠損していたと思われる男は、今も植物状態が続いてるという。
- 663 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/02(金) 14:03:34 ID:/4TC+r5H0
- 信じようと信じまいと―
スーダンのある集落では、生活の為に毎日5km先の井戸まで水汲みへ行かなければならない。
ある年に、水汲みへ行く女性達がいつもの半分の時間で戻ってくるという事が何度も起こった。
男達は別の井戸でも出来たのか?と聞いたが、女性達はいつもの井戸から汲んで来たという。
首を傾げる男達に、ある女性が言った。「たまに道が無くなるんだよ、そういう時はすぐ着くんだ」
- 664 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/02(金) 14:04:07 ID:/4TC+r5H0
- 信じようと信じまいと―
川崎に住んでいたある男は、仕事帰りに居酒屋で飲んでいくかと手近な店の暖簾をくぐった。
すると男の目に映ったのは店内ではなく、サイレンが鳴り響く古めかしい街並みであった。
男は呆然としていたが、突然「早く!」という声と共に右袖を引っ張られた為に軽くよろめいた。
次の瞬間男は居酒屋の店内に居たが、右袖には何者かの手形がはっきり残っていたという。
- 665 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/02(金) 14:04:33 ID:/4TC+r5H0
- 信じようと信じまいと―
キプロスは十字軍遠征時に征服された十字軍国家の一つであるが、そこに奇妙な記録がある。
1155年、ルノー・ド・シャティヨンがキプロスを略奪しようとした際に「悪魔」が出現したというのだ。
悪魔は鉄の如き硬い体を持ち、轟音と共に身を転がして進み、火と鉄を吐き出して人々を殺害した。
敵味方関係無く散々に暴れ回った悪魔は、何の前触れも無く溶けるように消えてしまったという。
- 666 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/02(金) 14:04:59 ID:/4TC+r5H0
- 信じようと信じまいと―
「助かっているといいのだが」老人がその事を話すとき、強い後悔の念が顔に刻まれた。
空襲警報が鳴り響く中、彼はスーツに身を包んだ男が棒立ちになっているのを見つけた。
防空壕が何処だか分からないのだ。咄嗟にそう考えた彼は、男を連れて行こうと手を引いた。
しかし次の瞬間、引いていた手応えが無くなり、男の姿も煙の様に消えてしまっていた。
信じようと信じまいと―
- 691 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/06(火) 00:49:57 ID:FE4WGP2l0
- 信じようと、信じまいと―
1990年代のある日のこと、古くなった乾パンをおやつ代わりに食べていた伊藤という男は、奇妙なことに気がついた。
彼一人しかいない部屋のはずなのに、半分かじっていた乾パンが少し目を離すと必ずなくなっているのだ。
何事かと考え、彼は半分かじった乾パンをあえて残し、部屋を外から見張ることにした。
すると、自分にそっくりな男が彼が座っていた椅子の後ろに現れ、残していた半分の乾パンを食べていたという。
- 696 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/06(火) 15:27:43 ID:2v1QtlzP0
- 信じようと、信じまいと―
戦時中、日本軍のある部隊で暗号の代わりに鹿児島弁が使われていたと言う逸話がある。
この部隊には2人鹿児島出身の者がおり、その2人が通信兵に抜擢されたそうだ。
しかし新たに配属された鹿児島出身の兵士がその2人の通信を聞いた時「あれはどんな暗号ですか?」と上官に尋ねたという。
二人は一体どんな言語を使って会話していたのだろうか。
信じようと、信じまいと―
- 700 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/06(火) 15:36:42 ID:2v1QtlzP0
- 信じようと、信じまいと―
中国では双頭の生物や奇形の子供など、
未処理の化学物質が原因と思われる異常がよく報告されている。
しかしあまり知られていないことだが、
隋の時代の書物にも同じような奇形の存在が多々描かれているそうだ。
信じようと、信じまいと―
- 701 名前:sage 投稿日:2008/05/06(火) 15:41:23 ID:2v1QtlzP0
- sage忘れてた、ごめん
信じようと、信じまいと―
タイムトラベルの矛盾点として「親殺しのパラドックス」がよくあげられる。
「自分が生まれる以前に戻って自分の親を殺した場合、現在の自分はどうなるのか?」というのだが、
あるSF作家がこの質問をされた時、「私が存在している事が答えだよ」と話したという。
彼には両親がおらず、孤児院で育てられたそうだ。
信じようと、信じまいと―
- 714 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/07(水) 21:37:46 ID:R6meYomv0
- Aさんは昭和40年代の深夜放送ブームの頃に放送されていた、ある深夜ラジオ番組について情報を探しているという。
その番組についてAさんは、「投稿したネタが読まれた翌日、『ネタおもしろい あげる。』と書かれた紙片と、
金属なのかゴムなのかも判らない材質の断片が自分の部屋に置いてあったが、いつのまにか失くなってしまった」という事以外、
毎回聞いていたはずの番組なのにどんな番組だったのか、自分が投稿した内容すら思い出せないそうだ。
- 717 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/08(木) 22:12:28 ID:RrZiNedyO
- 信じようと信じまいと―
日々寄せられる行方不明者のリストを調べると、たまに首を傾げるような事例があるという。
とある行方不明者の情報の詳細を調査すると、実は架空の人物であることが判明した。
また、心ない誰かのイタズラで投稿された架空のはずの人物が発見された。
そして明らかに情報が寄せられた後に失踪するケースもあるとのことだ。
- 718 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/09(金) 16:10:45 ID:jplm2EaC0
- 信じようと信じまいと―
1902年、ドイツのハノーバーで火災が発生し、少女が建物に取り残されるという事態が発生した。
地元の消防隊が駆け付けてみると、建物は旧いレンガ造りで窓という窓から炎が噴き出していた。
消防隊による決死の突入で少女は発見されたが、救出は断念され消火活動に専念する事になった。
突入した隊員によると「少女の体からは何本もの炎が噴き出し、近付く事すら出来なかった」という。
- 719 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/09(金) 16:11:11 ID:jplm2EaC0
- 信じようと信じまいと―
ポルトガルのブラガに住むアントニオ=フェレイラは、畑で作業中に複葉機が飛んでいるのを目にした。
その複葉機はみるみる接近し、畑の近くへ着陸して手塩にかけて育てた大豆に傷がついてしまった。
怒ったフェレイラはパイロットに文句を言おうと複葉機へ近付いたが、なんとパイロットの姿が見えない。
また複葉機は何処も損傷しておらず、コクピットには「ここは危険だ」という血文字だけが残されていた。
- 720 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/09(金) 16:11:34 ID:jplm2EaC0
- 信じようと信じまいと―
仕事でアトランタに来ていた新田氏は、あるビルの9階で所用を終えてエレベーターで1階へ降りた。
すると突然、激しい揺れと共にエレベーターは停止、さらに凄まじい熱気と粉塵が新田氏を襲った。
パニックに陥った新田氏が床に伏せると、エレベーターは何事も無かったかのように1階へ到着した。
訳も分からず外へ出た新田氏が目にしたのは、テロによるWTC崩壊を伝えるニュース映像であった。
- 721 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/09(金) 16:13:19 ID:jplm2EaC0
- 信じようと信じまいと―
マダガスカル島北部のマロモコトロ山には、地元の人から亡者の谷と呼ばれる土地があるという。
南北方向約300mに渡って崖に挟まれたこの地では、亡くなった人たちの声が聞こえるというのだ。
ある時、一人の男が谷に行き「お前達は本当に死んでいるのか?」と問いかけた事があった。
すると幾つもの声が重なり合い「知っているなら教えてくれ!ここは何処だ!?」と聞こえたという。
- 722 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/09(金) 16:13:58 ID:jplm2EaC0
- 信じようと信じまいと―
インドのチャッティースガル州に住むある老人は、「決して正しく映らない鏡」を持っていたという。
ある年に一人の記者が訪ね鏡を見せて貰う事になったが、どう見ても普通の鏡にしか見えない。
念の為写真を撮った記者が「普通の鏡みたいですね」と言うと、老人は突然鏡に石を投げつけた。
すると石は空中で消えてしまい、老人は「鏡に害を加える物は映らないんだよ」と語ったという。
信じようと信じまいと―
- 743 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/13(火) 00:43:26 ID:obJisSqz0
- 信じようと信じまいと―
あるラジオ局の投稿者コーナーでのこと。先週のお題が良くなかったのか、投稿ハガキが
非常に少ない日があった。これではネタが尽きてしまう。困ったプロデューサーは、住所と
名前、内容をでたらめに書いたハガキをでっちあげ、届いたハガキの中に混ぜ込むことにした。
本番中、ラジオDJはこう喋った。「あっれ〜同じ人から同じ絵のハガキが2通届いてるよ!不思議だね〜!」
信じようと信じまいと―
- 752 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/16(金) 13:53:55 ID:MRZSr3C/0
- 信じようと信じまいと―
カナダのあるアザラシ猟師は小船で猟に出掛け、小さな島で夜を越そうと雪洞を掘る事にした。
しかし、雪を1mほど掘った所で突然硬い手応えと共に掘っていた穴から血が噴き出してきた。
それと同時に凄まじい轟音と揺れが猟師を襲い、猟師は小船と共に海へ放り出されてしまった。
なんとか小船にしがみついた猟師が目にしたのは、猛烈な速度で北へと去って行く島であった。
- 753 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/16(金) 13:54:21 ID:MRZSr3C/0
- 信じようと信じまいと―
イギリスはグラスゴー近郊のある村では、5年に一度必ず双子が発生するという。
"発生"と書いているのは、妊娠初期〜中期で双子ではないと確認されているからである。
妊娠後期の検査で突然双子であると発覚し、さらに必ず深夜0時〜3時の出産となる。
尚、この地で生まれた双子は皆短命であり、30歳に達することなく事故又は病死している。
- 754 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/16(金) 13:55:05 ID:MRZSr3C/0
- 信じようと信じまいと―
食虫植物は"食虫"と言われるように総じて小さな昆虫類を捕食又は捕獲している。
しかし、西部開拓時代のアメリカでは人を捕えられるほど大きな物が目撃されていた。
1846年、モートン=リードは現在のネブラスカ州ハムレット付近で突然植物に襲われた。
彼はライフルで応戦し、持っていた弾丸を全て撃ち込んでようやく植物は動きを止めた。
- 755 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/16(金) 13:55:34 ID:MRZSr3C/0
- 信じようと信じまいと―
ある大学で、重力の研究をしていた教授が研究室から飛び出した所で突然消えてしまった。
しかも目撃していた学生が研究室に入ると、室内は机や椅子も何も無い状態であったという。
当時一緒に研究していたはずの研究員3名も行方は分かっておらず、研究室は封鎖された。
教授は消える前「これだ!これで出られる!」と叫んでいたが、この意味も分かっていない。
- 756 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/16(金) 13:56:01 ID:MRZSr3C/0
- 信じようと信じまいと―
1998年、ガダルカナル島中南部の洞窟で日本兵が書いたと思われる手記が発見された。
その中には「奥は広く、多くの樹がある。実は大変美味で桃に似ている」と記されていた。
しかしその洞窟は5mほど奥で行き止まりであり、落盤等によって埋まった後も全く無い。
手記と共に碁石大のバラ科の種子も発見され、この二つは現在も研究が進められている。
信じようと信じまいと―
- 757 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/16(金) 17:48:35 ID:9j95XD+Q0
- 信じようと信じまいと―
中国地方のとある旧家の家紋は少々変わっている。家を守ってくれた秋津(トンボ)なのだそうだ。
その家の先祖は戦国時代の豪族で、隣国に攻められた際、援軍を得て勝つことが出来たという。
家に伝わる書物には、援軍の足軽達は絶え間なく射てる種子島を持ち、火を吹く秋津を使役して敵陣を吹き飛ばしたとある。
尚、何人かの兵はその地に定着した。その子孫達の家紋は直線と星形からなっており、軍隊の階級章のようであるという。
信じようと信じまいと―
- 762 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/19(月) 11:36:25 ID:pTqHTyL80
- 信じようと、信じまいと―
2008年初夏、東京都調布市内において太平洋戦争時代の不発弾が発見された。
避難令の直前、不発弾を覗き込む野次馬の中から「年がら年中避難ばかりじゃたまらんな」との声が上がった。
作業に取り掛かり始めていた自衛官の一人は、十五年に及ぶ自分の任期中初の出来事のように思ったが、
同僚の誰に聞いてもその言葉は耳にしておらず、ついには野次馬の中にもそんな者はいなかったという。
信じようと、信じまいと―
- 763 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/19(月) 19:44:11 ID:2slLju5q0
- 信じようと、信じまいと―
飛び魚とは水面から飛び上がり暫く滑空する魚の事だが、小笠原諸島の一つ、平坦な砂浜のみが5kmも続く小さな無人島「傘島」で、
1926年に奇妙な飛び魚が発見された事がある。地元の漁師の話を信じるなら、一休みするべく浜に上がって休んでいると突然、
水面から浜に向かって飛んでくる物が有った。よく見るとそれは飛び魚で、そのまま漁師を追い越しはるか彼方の砂浜の向こうまで、
空を飛んでいったと言う。漁師が慌てて追い掛けた所、海岸から500mも離れた場所で飛び魚の死体が発見されて、死因は窒息死だった。
信じようと、信じまいと―
- 780 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/23(金) 16:04:45 ID:84rXo1jP0
- 信じようと信じまいと―
ある男が、イギリス東部で付近の住民から不思議な家と呼ばれている一つの建物を訪ねた。
しかし建物は南向きに建てられたごく普通の平屋建て。特に不審な点も発見できなかった。
後日、不思議な家についての記録を漁っていた男は20年前に撮影された写真を発見した。
そこに写る建物は男が見たのと同じだったが、「2階建て、北向き」という走り書きがあった。
- 781 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/23(金) 16:05:14 ID:84rXo1jP0
- 信じようと信じまいと―
フランスのある地方に住む男は、毎日塀に書かれる気味の悪い落書きに悩まされていた。
10日前から始まった落書きは誰が書いたか全く分からず、消しても翌日また書かれてしまう。
ある朝、男が門をくぐり抜けた瞬間、ドンという衝撃と共に男の首が飛び門の前に転がった。
塀に描かれていた落書きは断頭台で、毎日少しずつ刃が下がっていくようにも見えた。
- 782 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/23(金) 16:05:39 ID:84rXo1jP0
- 信じようと信じまいと―
1742年、オーストリアのある町で「絵画の中の孔雀が逃げだした」という事件が発生した。
この事件はたちまち町中で噂となったが、ある手品師が自分がやった悪戯だと告白した。
その証拠にと、手品師は大観衆の目の前で絵画から孔雀を出すという手品を行ったが、
手品師が去った後に残された孔雀の羽根は、全て乾いた油絵の具になっていたという。
- 783 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/23(金) 16:06:30 ID:84rXo1jP0
- 信じようと信じまいと―
愛知県在住の勝田氏は、古いアルバムで数年前まで住んでいた家の写真を見ていた。
しかし庭を撮った写真を見て氏は驚愕した。男が庭で首を吊っている様子が写っていたのだ。
撮影した時はそんな光景で無かった筈なのだが、氏は友人に写真の場所を確認して貰った。
友人がその庭に行ってみると、つい数日前に首を吊ったとみられる男の遺体が発見された。
- 784 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/23(金) 16:07:42 ID:84rXo1jP0
- 信じようと信じまいと―
ある写真好きな隻眼の老人が亡くなった。彼は若い頃に買ったライカIIIaを生涯使い続けた。
遺言にはライカを柩へ入れて欲しいと書いてあり、友人は綺麗に整備して送る事にした。
しかし友人が整備の為レンズを外した所、中から瑞々しい人間の眼球が転がり出てきた。
生前、老人はこの友人に「このライカIIIaが私の右目そのものなんだ」と語っていたという。
信じようと信じまいと―
- 863 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/27(火) 20:06:36 ID:+P4b0Kpx0
- 信じようと、信じまいと─
フランス西部ラファトーレ地方で赤いトリュフが発見された。
「人の血でも吸って育ったんじゃないか」と冗談交じりに言われるほどの赤色だった。
毒々しい色とは裏腹に、意外にも濃厚な味だったため高値で取引されたという。
採取されたのは、数十年前にユダヤ人が処刑されて埋められた土地だったというが無関係なのだろう。
- 864 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/27(火) 20:10:43 ID:+P4b0Kpx0
- 信じようと、信じまいと─
宇宙人には、第1種から第4種までの接近遭遇パターンが定められているらしい。
一方で幽霊に対しても似たような遭遇パターンを作ろうとした研究者がいる。
彼が調べた結果、最も接近した遭遇例は1711年イギリスのマチルダという女性のものだった。
記録によると、彼女の母親の幽霊が胃の中に現れ、その中から賛美歌を歌ったというものだった。
- 875 名前:粘着バカは放置で 投稿日:2008/05/27(火) 20:39:31 ID:IfEtx6Ab0
- 信じようと、信じまいと────
1938年、ある2人の物理学者が古代の英雄・アレキサンダー大王にまつわる悪夢を見た。
解けば世界の覇者になるという「ゴルディオスの結び目」を大王が一刀両断するやいなや
断面から無数の炎が噴出し、敵国の大地と国民を無慈悲にも焼き尽くしていく────
同年の冬、原子を解く核分裂の原理を発見したハーン、マイトナー両名が見た悪夢である。
- 921 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/28(水) 01:02:36 ID:KWJdgOgv0
- 信じようと信じまいと
I県に白いカンバスばかりを壁に掛けた画廊があった。
時が経つにつれ、少しずつ絵は増えたが、どれもなんということもない、写真屋のショーケースの写真のような肖像画ばかりだった。
白いカンバスが一枚も無くなったころ、その画廊は閉店した。
さして見るものもなさそうなその画廊へは不思議と人が入って行き、その内の数名は誰も出てくるところを見たことがなかったらしい。
信じようと信じまいと
- 955 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/29(木) 19:28:34 ID:BH7Z7I+gO
- 信じようと、信じまいと―
お酒をひっかけた後に暖簾をくぐる時、意味もなく左右を確認してしまう癖をもった人は多いのではないだろうか?
それは車や通行人に気をつけるという肉体に及ぶ危険以外に在るモノに対して気を張っている証拠なのだ
暖簾は店名の表記以外に在るモノが中を覗けないようにかけているのだ。御神酒に代表されるようにそれはお酒を好む
貴方たちの楽しげな声やお酒に曳かれてそれはやって来ているのだ。そして泥酔した貴方を狙っているのだ
- 956 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/29(木) 21:14:50 ID:AnunJr+H0
- 次スレは何番さんが立てる?
さっきやってみたけど規制云々で立たんかった…orz
信じようと、信じまいと―
1995年。広島県のあるFMラジオ局の番組中でゲストの一人が、出がけに家の時計が止まって困った、という
話をしたところ、MCや他のゲストも自宅の時計が止まっていたことが分かり、リスナーからもその日の朝、
同様の体験をしたとのメールやFAXが相次いだ。なんと時間までほぼ一致しており、広島市内だけで少なくとも
2000を超える世帯で同時に時計が止まったことになる。8月6日、午前8時16分のことだった。
信じようと、信じまいと―
- 957 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/29(木) 21:15:52 ID:AnunJr+H0
- 信じようと、信じまいと―
歴史的名作、『ローマの休日』。その中でも屈指の名場面といわれる、新聞記者ジョー・ブラッドレーが真実の口に
手を入れ、抜けなくなった振りをするシーンはジョー役のグレゴリー・ペックのアドリブであった。
このシーンで、当時無名の新人で演技も固かったヘプバーンの緊張もほぐれ、撮影も成功に終わったのであるが
のちにペックがスタッフに「あのときは本当に抜けなくなったんだ」と漏らしたことは知られていない。
信じようと、信じまいと―
- 958 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/29(木) 21:16:30 ID:AnunJr+H0
- 信じようと、信じまいと―
数年前、作家のIが自身のブログで語ったところによると、彼のマンションの蛍光灯は、そこに住んで以来15年間、同じ物を使い
続けているのだという。その記事を書いた3日後、Iの家に蛍光灯の製造メーカーの人間が訪ねてきて、くだんの蛍光灯を代わりの物と
交換して持って行ってしまったらしい。噂ではあるが、切れない蛍光灯は既存利益の保護のため発売されていないだけで
既に技術的には完成しており、時に試作品が手違いで市場に出回ることもあるという。ちなみに新しい蛍光灯は半年で切れたそうだ。
信じようと、信じまいと―
- 959 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/29(木) 21:17:09 ID:AnunJr+H0
- 信じようと、信じまいと―
昭和史に残る怪事件のひとつとされている「三億円事件」、犯人どころか事件自体が『存在しなかった』のをご存じだろうか。
当時、警視庁は一七万人にも及ぶ捜査員によるローラー作戦を行っていたが、その真の目的は当時盛んだった学生運動の
アジト摘発と要注意人物の監視だった。また、その裏で極秘に捜査が進められていた連続ピストル射殺事件の犯人、永山則夫を
油断させるためのカモフラージュであったことを指摘する声もある。
信じようと、信じまいと―
- 960 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/29(木) 21:17:48 ID:AnunJr+H0
- 信じようと、信じまいと―
1983年、北海道のある地方テレビ局で職員のミスによる放送事故があった。放送終了後、残っていたスタッフが誤って自身の
持ち込んだビデオを放送用のデッキで再生、20分間にも渡ってアダルトビデオの映像が流れてしまったのだ。直後に抗議・苦情の
電話が殺到し、局では翌朝のローカルニュースの番組中に謝罪テロップを挿入、くだんのスタッフは減給となった。
ただ、全ての放送が終了し、砂嵐しか流れていない午前3時、抗議をした1200人にも及ぶ人々が何を見ていたのかは不明である。
信じようと、信じまいと―
- 972 名前:梅 投稿日:2008/06/01(日) 00:10:11 ID:A1inAIbC0
- 信じようと、信じまいと―
2002年頃、「6つの円」という都市伝説が流行した。6人で円になりその中央に鏡を置き、まず最初の一人がそこに円を描き込む。
次の者はその円の内部にさらに円を描く。それを繰り返すと6人目が鏡の中に引きずり込まれ存在が消されるというのだが、
実はこの話、ある大学の6人の学生が「ネットの情報伝播」の研究のため一年がかりで流した全くの創作怪談で、その後彼らは
ホームページで実際に「6つの円」の儀式を行い、「何も起こりませんでした」と、メンバー5人全員の写真付きのルポでネタ晴らしをした。
信じようと、信じまいと―
- 973 名前:梅 投稿日:2008/06/01(日) 00:10:41 ID:A1inAIbC0
- 信じようと、信じまいと―
第2次大戦中、ある年のクリスマス。深刻な食糧不足の中、ドイツのある孤児院で何年ぶりかの豪勢な肉料理が出た。
子供達は競ってごちそうを胃袋に収め、特にもも肉を一本丸ごとローストしたステーキは大人気だった。
「そんなに急がなくても、もも肉はあと一回分残ってるよ」と院長は優しく言う。だがその直後、一人の児童が急に
料理に手を付けなくなった。理由を聞かれても彼は黙っていた。もも肉が一頭に二本しかない動物を彼はひとつしか知らなかった。
信じようと、信じまいと―
- 974 名前:梅 投稿日:2008/06/01(日) 00:11:13 ID:lDfpX5bj0
- 信じようと、信じまいと―
江戸時代中期に活躍した絵師・円山応挙は幽霊画家としても著名であり、肉筆では初めて
「足を描かない」幽霊画の画法を考案した人物とされる。彼が幽霊に足を描かなかった理由は
その演出的効果以上に、無名時代に描いたある幽霊画に一生悩まされ続けたからだという。
足を与えられたその幽霊は、夜な夜な掛軸を抜け出ては彼の元に訪れるようになったのだ。
信じようと、信じまいと―
- 975 名前:梅 投稿日:2008/06/01(日) 00:11:51 ID:lDfpX5bj0
- 信じようと、信じまいと―
1960年、アメリカでアーガス・フライデーという結婚式場のオーナーが「13日の金曜日」の迷信を
払拭するキャンペーンとして、フライデー号と名付けた自身の船に自分を含め13人の乗客を乗せ、
その年の13日の金曜日(ちなみに5月であった)の13時13分に処女航海に出航した。
その後、フライデー号の消息を知る者は居ない。
信じようと、信じまいと―
- 987 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/01(日) 03:17:32 ID:x5f97Qss0
- 最近では1986年、カナダの動物園で、客の会話を学習してほぼ完璧な英語を話す猿が出現した。
実際に客と簡単な会話をし、何人もの人がこれを目撃している。
その猿はその日のうちに動物園から姿を消し、
動物園側はそれをアトラクションの類であったと説明している。
信じようと―信じまいと―
- 988 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/01(日) 03:43:29 ID:9IBkqgLA0
- 信じようと信じまいと―
ある古本屋に、男が一冊の本を売りに来た。
店主が知らない本であったが、見事な装丁だったので買い取る事にした。
数日後、店の本は一冊を残して消えてしまった。
後に残されたのは、男から買い取った「世界の図書目録」という本だけであった。
- 989 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/01(日) 03:44:02 ID:9IBkqgLA0
- 信じようと信じまいと―
アメリカのある町で、青年が一人夕焼けの海岸線を歩いていた。
青年は砂浜に貝殻を見つけ、それを耳に当てて漣の音を聞こうとした。
しかし貝殻から聞こえてきたのは両親が喧嘩をしている様子だった。
家に戻った青年は、警官から両親が心中を図った事を聞かされた。
- 990 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/01(日) 03:44:35 ID:9IBkqgLA0
- 信じようと信じまいと―
ある男が、天使が降臨する絵を書いていた。
しかし何度書いても上手く行かず、男は苦悩の末自殺してしまった。
友人が駆け付けた時は既に手遅れで、死後数日が経過していた。
しかし、完成された彼の絵はまだ乾いていなかったという。
信じようと信じまいと―
- 991 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/01(日) 08:03:40 ID:SXCQwmHf0
- 信じようと、信じまいと―
筑波大学のホームページには数年前まで、同大学の学生課で運営する「質問掲示板」があった。
どんなふざけた質問にも丁寧かつユーモラスに答えてくれるとネット上で人気を博していたが、
ある時一人の学生がふざけて「筑波大学って有事の時には合体して巨大ロボになるんですよね?」
と書き込んだ際には、解答がなかったばかりか書き込み自体が削除されてしまったという。
信じようと、信じまいと―
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