信じようと、信じまいと―

ナビゲーション

848

848 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/12(月) 23:18:59 ID:WEQpMloZO
信じようと、信じまいと―


江戸初期の頃の話、男が雨の中を家路を急いでいると、女がうずくまっている。
病人かと思い声をかけたが、「名も忘れました、家も忘れました」と呟くばかり。
仕方ないのでそのままにして家に帰り、家人にその事を話そうとしたのだが、
女の顔も、見かけた場所すらも皆目思い出せなかったという。

このファイルについて

Copyright © 2004-2011 ENDE @トリップ失念, Almost rights reserved.